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『おむすび』第36回 昭和レトロでハッピーハッピーハッピー

 神戸に引っ越した一家です。

誰も彼女を思い出さない

 このドラマは基本的な設定を覚えているのかどうかあやしいところがありまして。それは亡き親友と姉の関係です。唐突に何やら意味深に出てきて、震災回顧のターンだけ連呼されていた彼女。その彼女の墓参をしたいけど一人でできないと姉は語っていたものです。 
 それが神戸に戻った家族とろくに連絡もとっていないどころか、オリンピック観戦のためにイタリアにいるとか。この姉の設定が無茶苦茶で、スポーツ観戦に熱心とも思えません。それなのにオリンピック観戦をしているあたり、オリンピックをやたら特別視する昭和レトロな感覚を思い出しました。スポーツ好きでなくとも視聴率は取れるから、テレビマンはそういうのに敏感だったんでしょうね。大人になりきれない幼稚な価値観なもんだから、政治経済のニュースはおざなりに見ていても、そういうミーハーイベント(昭和センス)だけは覚えていたんでしょう。で、競技そっちのけでナオンといちゃついていた記憶でも残しているんでしょーねー。偏見てんこ盛りですみません。ザギンでシースー食って自慢してそう。

ジェンダー観と恋愛脳ぶりが嫌われそうだな

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