『ちむどんどん』第123回 みんなで麺作りだ
房子が戻る日も、暢子は台所に立っています。
さようなら、オーナー!
暢子は黙々とゴーヤを刻んでいたものの、ついに走ってバスを追いかけ、オーナーを見送ります。走って見送られた暢子が、走って見送るようになる。そういう序盤の展開が回収される流れが見事です。暢子の脚力は健在だ!
暢子は店の売りとして麺を中心にしたセットを考えています。その麺はカラキを練り込むもの。沖縄特有の香木です。沖縄の皆さんが納得し懐かしがる味です。これは現地に行きたくなりますね。
ただし麺に練り込むとなると一人ではできない。共同開発してくれる名護の運天製麺さんのもとで作ります。そして試行錯誤に半年。11月になり、やっとできあがります。
その間にやんばるちむどんどんという店もできました。開店は24日。開店まで、周囲の助けを借りて準備が進んでいきます。家族。おばぁたち。ゆいまーるの精神ってやつですね。
開店にはにーにー、早苗、そしてハワイでパイナップル農園を成功させた嘉納金吾もくるそうですよ。それにしても会話の場面がすっかり沖縄言葉になっていて、それも自然で、とてもあたたかいんですよね。
「いちゅんどー!」
この掛け声がいいですね。
麺が届かない!
そしていよいよ開店前日。なんと運天さんが電気系統のトラブルで麺が納品できなくなったとか。どうする、大ピンチ! 一通り懸念と課題を説明したあと、それでも暢子はなんとかすると百食分の手打ち製麺を決意。指揮をします。思えば暢子ってこういう小隊長みたいな適性あるのかも。フォンターナの下っ端時代は暴走しがちだったんだけども、人間は適材適所がある。リーダーシップを発揮する場にはピッタリだから、今はその猪突猛進がプラスになっているワケよ。
人間の器量って、空気を読むとか、高感度とか、それだけじゃないんですよ。暢子はこういう気質だから、女はケア要因かせいぜいが一兵卒だと偏見がある人からすれば生意気でムカつくんだろうけど、そういう人は兵卒同士で傷の舐め合いでも大人しくしていればいいと思います。人間には器量がある。
と、ドラマ本編に対してギスギスしちゃってすみません。
説得力あるんですよね。分業ちゃんとしているし、要所要所で励ますし、暢子本人ががんばっているし。
そしてなんとか百食できた! うん、私も食べたい。
あと細かいところなんだけど、博夫が起きてメガネを手探りで探すところがおっさんくさくてうまいなと。山田裕貴さんは来年の大河も楽しみですね。
ここから先は
『水都百景録』を楽しもう!
『水都百景録』の攻略というか考察など。
よろしければご支援よろしくお願いします。ライターとして、あなたの力が必要です!