『虎に翼』第118回 多くの人は変化を過剰に恐れるもの、だから、一歩一歩進もう
昭和44年(1969年)、女性法曹による会です。最高裁人事局での発言を寅子が紹介しています。すでに中山がすすり泣き始め、よねが「先輩、早いです」と嗜めています。
寅子が読み上げます。
女性は資質的に、裁判官としての適格に欠ける。
「はあっ?」
ここでよねが声を荒げ、「よねさんも早い」と寅子が嗜めます。
その理由は?
と、ここで中山が絶叫後泣き出しました。
「うあーっ、ううっ、許せない……」
梅子もしみじみと、時代が進んでも何も変わっていないとつぶやきます。よねも「ふざけやがって」と吐き捨てました。寅子は皆の意見をまとめ要望書を出す、鳥取の久保田先輩にも頼むとまとめました。
「本当に許せない!」
中山は涙ながらにそう言います。すっかり芯のあるおばさまになっていて、でも愛らしくて。
そして、男女平等は動いたのか、動いていないのか。穂高が期待したような、機が熟したといえる時代になったのか?
社会にとって大事な話をする朋一
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