アイヌと和民族の弓
『ゴールデンカムイ』を見ていると、弓文化の違いがわかります。
小柄なアシㇼパでも弓を使えること
アシㇼパが当時のアイヌでも古くなっている弓での狩猟を続ける理由として、軽く、小柄な彼女でも扱えることがあります。
しかし和弓は腕力が重視されます。時代がくだるにつれどんどん補強されていって、腕力がないと引けなくなってしまいます。愛用の弓で腕力がわかるため、強い弓を引けないことは武士にとっては恥ずかしいことでした。源義経が自分の弱い弓を恥じ、流された弓を命懸けで拾った逸話があります。義経の活躍した平安末には和弓はマッチョ仕様になっていたことがわかります。
これより少し後の時代、板額御前という女性の弓の達人が奮戦しています。彼女はかなりの腕力はあったのでしょう。並び称される巴御前ともども、剛力とされます。
毒矢文化圏かどうか
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