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sukepon
『ちむどんどん』第121回 やんばるには世界一おいしい物がある
昭和60年(1985年)――暢子はやんばるに帰ってきて一年が経ちました。
最終週に余裕がある
本筋に入る前に、このドラマは予定通り計画通りに進んでいて、破綻が少ないことを指摘しましょう。といってもペース配分は後半ちょっとミスがあって、詰め込みすぎて早すぎる展開はあったけれども。
どのあたりで計画通りかわかるかというと、最終週をロケで豪華に美しくみせてきて、沖縄食材を豊富に使ったメニューがずらっと揃っているあたりです。手間がかかることをちゃんとこなしています。
それぞれの人生は
暢子は地産地消に夢中。
和彦は三線を学びつつ、沖縄について書いている。
健彦はすっかり沖縄になじみました。
歌子は智と結婚し、豆腐作りを手伝うようになっています。歌子の体を考えるとよい幸せな生活に思えます。嫁姑のギスギスした関係もないし。
暢子ならこうはいかなかったことでしょう。
矢作は佳代とちむどんどんを経営中。店の経営者として夢を叶えました。矢作ってばものすごく充実した顔ですよ。よかったよかった。
賢秀と清恵には男子誕生。赤ちゃんのようなお父さんになったそうですよ。
レストランを作る
それでも暢子はじっとしておられず、父が自力で家を建てたことを聞いて、自宅を改造してレストランを開くことを決意します。
地元に戻っておいしい野菜をいかす。いいですね。
そしてラストで房子が沖縄に来ます。故郷を見るまなざしが素晴らしい。念願の帰郷ですね。
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