『おちょやん』75 テルヲよ、永遠に……(えっほんま?)
娘の千代に捨てられてから、テルヲの人生は何かが狂った。どうして捨てる前に気づかないのか? 捨てた日、テルヲは娘の背中に叫びました。
お父ちゃんと娘と 千代が感謝していることは、母の写真をくれたこと。辛いことがあるたびに、写真に救われてきたと語ります。そして泣いて詫びるしかない父に、娘はしぶといだけが取り柄、もっぺんお父ちゃんと呼ばせてみぃと突き放すのでした。
「上等や、やったろやないけ」
テルヲは洟をすすりつつ、千代たちの芝居を一番ええ席で見るという。千代は一番おもろい