花の日めくりカレンダーと新しい本。
今年もあと2ヶ月と少し。今年は残暑が厳しく、ついこの間まで半袖で外を歩いていたのでいつも以上に実感がわきませんが、毎日めくっている日めくりカレンダーも日に日に厚みがなくなり「今年もあと少しだよ」と教えてくれるようになりました。
本屋さんや文具店に行くと来年のカレンダーや手帳が並び、10月に入ってからは来年はどうしようか…と売り場で商品を手にとり悩んでいる人の姿も多くなってきたように思います。
暦生活のサイトでも来年のカレンダーが出揃い、ありがたいことに毎日たくさんのご注文をいただいています。にっぽんのいろ日めくり、月と暦日めくり、宙(そら)のカレンダーなど、誰かにおすすめしたいこだわりが詰まったカレンダーばかりなのですが、今日はその中でも個人的に「推し」な「花の日めくりカレンダー」をご紹介します。
花の日めくりカレンダーは、1日にひとつ、季節の花があらわれる日めくりタイプのカレンダーで、365日、365の花を愛でることができます。
花は、恐らくいちばん身近にある「季節を感じさせてくれるもの」ではないでしょうか。道端にある小さな花から季節を知り、そのかわいらしい姿に心癒される。一輪の花を見つめているとささくれた心が安らぐこともありますね。花の日めくりカレンダーは、そんな花がくれる心の豊かさを、気軽に日々の暮らしに取り入れることができるカレンダーです。
毎日新しい花を生けることはなかなかできないけれど、日めくりカレンダーなら毎朝めくるだけで新しい花との出会いが待っています。昔から好きな花もあれば、きっと初めて見る花もあると思います。そのひとつひとつの花の名前を覚えておくと、1年が終わる頃にはめくり始めた時よりも花に詳しくなっているはず。そんな使い方もいいですね。知っている花の名前が増えると、それだけでなんだか嬉しくなるものです。
花の日めくりカレンダーはプレゼントにお使いいただくことも多いので、今年もパッケージのデザインにこだわりました。明るい華やかな薔薇の花をメインテーマに、もらって嬉しくなる「花束感」「素敵感」を目指しました。
365枚の新しいカレンダーはけっこうな厚みがあり、これから新しい一年と新しい生活、新しい「私」が始まるんだと教えてくれます。
毎日の暮らしに花を添えて、2025年をより良い一年にしませんか。
私も来年は「花の日めくりカレンダー」を毎日めくって、花を探しに出かけたり、花の写真をたくさん撮ったり、日々の暮らしを楽しもうと思います。
「花の日めくりカレンダー」、おすすめです。
花の日めくりカレンダー2025年版のご購入はこちら(暦生活のサイトへ)
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先日、暦生活の4冊目の本『花と暦を楽しむ366日 あなたに贈りたい、季節の花』が玄光社から発売されました。こちらも一日一花、"日めくり花図鑑"のように季節の花を身近に感じ、気軽に「花のある暮らし」をお楽しみいただける本になっています。
著者は俳人の森乃おとさん。森乃さんは、暦生活のサイトで「季節の草花」をテーマに連載いただいています。この本は、そんな森乃さんの連載がぎゅっと詰まった内容になっています。
手前味噌ですが、本当に素敵な本になっていて、作っているときも編集者の方が送ってくださる校正紙を眺めてニヤニヤしてしまいました。
ページをめくるたびに、色とりどりの宝石のような美しい花と出会えます。暦生活からいつも支えてくれているみなさんへ、みなさんから、また誰か大切な人への贈り物にしていただけるような綺麗な本にしたいと思い、時間をかけて丁寧に作りました。
「花の日めくりカレンダー」と合わせて、こちらもおすすめです。