欧州放浪記_16日目

今日が旅のイベントの最終日。
明日は移動日。
音楽とサッカーの港町、リヴァプールの湾岸で美しい殺風景な港を見ながら今日の日記を書いている。溢れ出る感情は長く短い旅であったということ。心身を削りながら、一方で筋肉のように増大しながら過ごした3週間。
まとめはまた機内で書く。

今日はビートルズの聖地巡礼。3時間近く歩いた体は疲れているが、心地よい疲れ。
ペニーレイン、ストロベリーフィールド、Paulやジョンの生家。全てを眼前に捉えられる人生を歩めるとは思っていなかった、学生時代。ここまで進めることができた自分に満足。ペニーレインを歩いて、聴いたビートルズの曲の心地良さや抱擁感は一生忘れないだろう。アンフィールドでみた壮大なスタジアム。ツアーに参加できなかった計画性のなさ。やはり、旅は人生である。そして、リヴァプール。愛すべき街。閑静な落ち着いた住宅街。そこに生まれる人智の軌跡と奇跡。
この街は港町。きっとそのことと関係している。
僕は今、港町にいる。ここからまた、次の人生の航路を進めることになる。
この街から離れて生まれる新しい物語が、ビートルズやリヴァプールのように情熱的で、サクセスなものになるようにしたい。そしてまた、この地に帰って来たい。
航海を始める。

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