欧州放浪記

会社をやめて一ヶ月欧州を旅してます。 人生とは旅であり、旅とは人生である そんなことを…

欧州放浪記

会社をやめて一ヶ月欧州を旅してます。 人生とは旅であり、旅とは人生である そんなことを痛感しながら、少しづつ旅してます。

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  • 現代文 論理的 解法

    現代文を論理的に解き明かすための方法論をまとめたマガジンです。より良い記事を作りたいので有料にしています。なので、近所の学習塾で習うよりわかりやすいです。尚且つ塾に通う十分の一ほどの費用で学べます。コスパ最高です。 よろしくお願いいたします。

最近の記事

欧州放浪記_15日目

今日は、パリからマンチェスターまでの空路での移動。そして、マンチェスターからリヴァプールまでの電車移動を挟んで、目的地のリヴァプールへ到着する。体調に若干の不安を持ちながらもなんとか無事にホテルまでたどり着くことができた。 パリの宿を離れる日。約1週間お世話になった宿。最後は皆とあいさつをして、この宿をさった。銀行のおじさんや、コンサルの兄ちゃん、シェフ、早稲田の学生など今週も体調が悪いながらいろんな人と知り合いになれ、大いに刺激を受けた。最終日、僕を見送ってくれたのは宿の

    • 欧州放浪記_16日目

      今日が旅のイベントの最終日。 明日は移動日。 音楽とサッカーの港町、リヴァプールの湾岸で美しい殺風景な港を見ながら今日の日記を書いている。溢れ出る感情は長く短い旅であったということ。心身を削りながら、一方で筋肉のように増大しながら過ごした3週間。 まとめはまた機内で書く。 今日はビートルズの聖地巡礼。3時間近く歩いた体は疲れているが、心地よい疲れ。 ペニーレイン、ストロベリーフィールド、Paulやジョンの生家。全てを眼前に捉えられる人生を歩めるとは思っていなかった、学生時代

      • 欧州放浪記_14日目

        ここ数日、パリの寒波にやられた僕は体調を崩し、寝込んでしまう。旅の思い出もクソもなく、ひたすら寝ていた日々。かなり回復してきたこと、日本の友達と電話し、励まされことで心身が回復する。 明日から旅の最終終着地であるリヴァプールへ向かうことにする。一抹の不安があるものの、この旅の目的地へ行かずには帰れないとリヴァプールへ向かう。 朝の旅に向けて、心身を寮で休める。温かい部屋、炊きたての米の匂い、食卓から聞こえてくる談笑、実家で過ごした過去の日々が思い出され、懐古的で情緒的な気持

        • 欧州放浪記_11日目

          今日はヴェルサイユ宮殿に行く。 ヴェルサイユ宮殿へ向かうべく乗った電車が快適で、また人も少なく車窓から見える景色が美しく、聞いていた音楽とも相まって、とても素敵な時間を過ごす。   ヴェルサイユ宮殿は建物の大きさと荘厳さに圧倒される。   帰宅して、晩酌。ここ最近はジャーナリストの人が持ってくるワインを飲みながら語り合う日々。見識が深く、コンサルや金融の話にも入っていけるジャーナリストの人の教養が素晴らしく、見習いたい。 ジャーナリストの人が寝たあと、文化をテーマに旅を続け

        欧州放浪記_15日目

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        • 現代文 論理的 解法
          3本
          ¥300

        記事

          欧州放浪記_10日目

          今日はルーヴル美術館とモンマルトルの丘を訪れる。ルーヴル美術館は誰もが知っているような世界的な展示物がたくさんある。勿論それらを見て気持ちが高ぶるのだが、一方でそれらに感動ができるほどの知識や教養がないことにも気づく。内向きにならずもっといろんなことを学ぶ必要があることを思う。 こびりついた自分の感情に従った体験ができたときに感動を覚えるのであって、単にすごいと言われるものを拝んだところでそれほどの感動は得られないと知る。 次にモンマルトルの丘に行く。昨日から2日連続である

          欧州放浪記_10日目

          欧州放浪記_10日目

          今日は、オルセー美術館とサンピエトロ大聖堂、モンマルトルの丘に向かう。印象派の作品は大好きなので、よい時間を過ごせる。またまったく期待していなかったモンマルトルの丘が想像以上に素晴らしく、感動する。 モンマルトルの丘で聞いたビートルズは一生忘れられないシーンの一つになった。旅の醍醐味を味わう。 パリの人はロンドンの人より目線があった時の反応が悪い気がする。ロンドンでは自己防衛のために、目が合った時はスマイルで返すという文化を感じた。身を守るためにあなたは私の敵でないことを示

          欧州放浪記_10日目

          欧州放浪記_9日目

          パリ2日目。宿には日本人しかいない。朝晩コメが食える。 これまでの孤独な旅から打って変わって、安心できる場所を見つけることに成功する。初日はいわゆるパリの観光名所をぐるぐる回る。 パリの中心地はどこを切り取っても美しく、見るものすべてが新鮮で昨日の疲れやメンタルダウンが回復する。これが旅の醍醐味であるなぁと感じる。 夜は宿で飯を食う。世界1週旅行中のバックパッカー二人とジャーナリスと高校の講師と食卓を囲む。日本で5年社会人をしてきた自分の価値観とは全く異なる人たちが集まって

          欧州放浪記_9日目

          欧州放浪記_8日目

          今日は移動日。LCCでパリへ向かうことにする。 お世話になったベコンツリーのお家。日本人としての矜持を世界に示してやるぞと、部屋を奇麗にして家をでる。 初日あんなに恐れていたベコンツリーの街並みとホストのラビさん。 1週間過ごした今、ものすごく名残惜しい気持ちが押し寄せる。初日から自分が成長したのか、その環境に順応できたのか、縁もゆかりもない土地で自分に生まれた気持ちが不思議で、これもまた旅の醍醐味の一つかもしれないと思う。 飛行機に乗り遅れまいと早めに出た僕はルートン空港

          欧州放浪記_8日目

          欧州放浪記_7日目

          今日はケンブリッジへ向かう。ロンドンを歩き尽くし、ロンドンから通える観光地であるケンブリッジ。 大学で有名な町で、ケンブリッジ大学に行ったことがあるという武勇伝でも持ち帰えろうと邪な気持ちへケンブリッジへ向かう。 ケンブリッジへ着くまでの道中、田舎街を列車が通り、あたりには何もないその光景に一抹の不安をおぼる。 ケンブリッジへ着くと、そのまままっすぐケンブリッジ大学がありそうなエリアへ歩いて向かう。やはり賢そうな若者が多く、ロンドンとは異なる雰囲気を楽しむ。 少し行くと

          欧州放浪記_7日目

          欧州放浪記_6日目

          今日は昼に起きて、ブライトンへ向かう。 もともとはケンブリッジへ向かう予定が、電車に間に合わず予定を変更して、ブライトンへ。行きの電車は人がほとんどおらず、さみしい思いをする。 ブライトンではビーチへ向かう。海は広く、青く、どこまでも深く、そしてどこの土地で見ても海は海であるという当たり前のことを思う。 ビーチでは老若男女問わず様々なタイプのカップルがイチャイチャしている。皆、オープンにスキンシップをとっており、うらやましく思う。 次来るときは隣にパートナーがいることを切に願

          欧州放浪記_6日目

          欧州放浪記_5日目

          昨日の夜の満足感から、昼までダラダラしてしまう。 友人との旅行の計画とサッカー観戦の計画がとん挫し、すこし目の前が暗くなった僕は、また不安と孤独が襲う。 何かしないといけないと僕は音楽を聴きに行くことにする。 ロンドンのパブの中に併設されているコンサート上は、ガタイのいいおじさんが多く、入る場所を間違えたかとビビる。 コンサートが始まるとその不安はすぐに消える。ロックとそれを愛するおじさんとが作る会場のグルーブが心地よく、またそれを東京から遠く離れた地で聞いている奇跡を感じ

          欧州放浪記_5日目

          欧州放浪記_4日目

          今日はナショナルギャラリーとビックベン、ロンドンアイなどいわゆる観光地へ向かう。 いまだに同じことの繰り返しで、午前は一人で居る時間帯に旅の不安と孤独が心を占拠する。観光地へ行っても美術館へ行ってもそれは取り除かれない。 夜、花金という日本人が集まるパーティーへ参加する。 若者が多く、ほとんどはワーキングホリデーで来ているものであった。 20代の同じ時期にロンドンへ来るという選択をしていない自分にとって、そちらの選択をした彼らはとても美しく見えた。日本にいる周りの友達よりも

          欧州放浪記_4日目

          欧州放浪記_3日目

          2日目の穏やかな状態を引きずった僕は、お昼くらいまでホテルで過ごす。 案の定、また不安と孤独が押し寄せてくる。また、ロンドンまで来てボーとしている焦りも交じってきている。この感情を愛することと昇華することが僕の旅のお作法。一人で上手にこの感情を操れるほど成熟してない僕は、すぐに人に会いに出かける。 向かった先は、日本人と外国のハーフが集う音楽のイベントであった。 ここで僕は幸運にもフレンドリーな女性二人と知り合い、英語で会話をする。そこに、野外の開放感とともにチルな音楽がか

          欧州放浪記_3日目

          欧州放浪記_1日目

          会社を辞めて2週間。念願叶い長期休みをとれた僕はロンドンに向かった。 ロンドンに向かうこと、1か月後に東京に帰ること、一人旅をすること以外は何も決めず、ただただロンドンへ向かった。 インドへ3か月留学した経験がこの無計画な旅の後押したをしたことは間違いない。日本より生活水準が大きく落ち、空気も悪く、言葉も通じない。その土地で3か月過ごせたのだから、先進国ですごす1か月は容易い。そう思う考えが僕をロンドンへ向かわせた。 中国東方航空を使って成田からロンドンまで12時間のフライ

          欧州放浪記_1日目

          欧州放浪記_2日目

          2日目の朝。さすがに疲れ切った僕は、昨日感じた恐怖や不安、孤独をそっちのけで眠りについて、朝を迎えていた。 友人の勧めもあり、大英博物館へ向かった。 言わずと知れた観光地で、日本語もよく聞こえてくる。 1日では回り切れないというネットの評判があるものの、僕は1-2hで飽きてします。展示物を見るだけでは、旅の不安と孤独をうちけし、生きている実感を得づらいのだと考える。 適当に時間をつぶした後は、アビーロードへ向かう。 観光客の家族に頼んで、ジャケット写真を撮ってもらう。 出来

          欧州放浪記_2日目

          ロジカル現代文の構築 その1

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