今を生きるとは

この世界で1人の人間として生きていく上で誰もが経験する『愛』

愛を知るということは、『わたし』を中心的に生きていた人生から『わたしたち』という主語に変え、他者を愛することで自立することである。

これまであらゆる場面で人との出会いによって生まれた関係。それは自分が決断して勇気を出して選択してきた上に成り立っている。

誰かが準備してくれたり、手を差し伸べてくれるのを待っていては何も生まれない。
運命とは自らの力で作り上げるもの。

運命と言えるだけの関係を築き上げるには、わかりもしない未来のことを考えずに、ただひたすら目の前にいる大切だと想う人と『いま』を踊ること。

そばにいる人の手を取り、今の自分にできる精一杯で踊る。

この世界での時間は有限である。
全ての出会いと全ての対人関係において、ただひたすら『最良の別れ』を育てながら歩んでいる。

だからこそ、『いま、ここに真剣に向き合って生きる』必要がある。

愛しても愛されないこともある。
そこを求めてはいけない。
傷つくことだって沢山ある。

その中でも、自分で選択してきたお陰で繋がっている人、これから出会える人がいることがすごく幸せだと思う。

日々の中で多くの『決断』をすることは勇気がいること。
でも、一瞬の勇気で自分を幸せにして世界を明るくすることができるのなら絶対に不断の努力を傾けて生きるべきだと思う。　

世界はシンプルであり、人生もまた同じである。しかし、シンプルであり続けることは難しい。本当に試されるのは歩み続けるための勇気である。