今を恋しく懐かしむいつか、あなたが笑っていますように
好きだと気づいたきっかけはあっても、いつ好きになったのかは正直覚えていない。DNA期の人間離れしたビジュとか、あまりのかっこよさにお茶の間を沸かせたFNS歌謡祭とか、よくあるエピソードが私には全くなかった。
きれいなものを見逃さずだいじに掬い取ってじぶんのたからばこにしまっているところ
かなしい、こわい、うれしい、たのしい、しあわせ
そんな自分の中にある感情に知らないふりをしない、自分にもちゃんと優しいところ
誰のことも素直に褒めてあげられるところ
なんて事ない記憶も友達のぶんまで憶えているところ
誰かのいたみに気づいて絆創膏をそっと貼ってあげられるところ
そういうひとつひとつが、出逢ったころからわたしのこころをじんわりと温めていてくれていて、知らぬ間にあなたでいっぱいに埋め尽くされてしまった。
きっとすぐに飽きると思ってしばらくグッズに手を出せなかった頃が嘘みたいに、出逢った日から想いはまいにち募っていくばかり。自分のしあわせより誰かのしあわせを願ったことも、人のために涙を流したことも、この人のこともっとみんなに知ってほしいって思うのも、見ただけで眠気がさめちゃうのも、ぜんぶあなたがはじめてだったし、じぶんを満たすために聴いていた音楽も探してたことばもいまじゃすきな人が真っ先に浮かぶようになった。こんなに誰かを想うことで自分の刺々しさがなくなるなんて、愛されるより愛するほうが満たされるなんて知らなかったんだ。
このひろい世界であなたを見つけられたことが私の人生最大のしあわせだよ。
小さいころ大好きで何度も観た白雪姫の映画。
うろ覚えだけど、沢山のお花や動物、小びとたち、そして王子様に囲まれたなかで白雪姫が目を覚ますシーンを、''どうやったらこんなに動物と仲良くなれるのかな?私も仲良くなりたいな……''と羨ましく思いながら観ていた。
テヒョンさんを見ているとそういう懐かしいアニメや絵本が思い浮かぶ。本当にいるんだよね、絵本から飛び出したみたいな優しさや童心を大人になっても失っていないひとが。もうあまりにも夢みたいな現実で、この世の宝。(限界)
にきびともお友達になれるし天使も召喚しちゃう人だから、動物もたくさん寄ってきてお花もたくさん咲き誇るだろうな………とわりと本気で思っているオタクがここに1人。
白雪姫ばかり観ていたのでほかを知らないけど、きっともっとテヒョンさんにぴったりの、こころをポッと温めてくれる童話の主人公がいるとおもう。(思いついた人は随時私に連絡よろしゅう)
テヒョンさんのつくる歌が好き。かわいらしい純粋さとはまた別に、懐かしさや恋しさを大人になるまでぎゅっと握りしめてきたテヒョンさんがいちばん表れているのが自作曲だと感じるから。
私はよく、長いこと会えていない昔の友達や恩師と穏やかな時間を過ごす夢を見る。
昔の記憶なのかあるいはもう一度過ごしたいという願望なのか、でもたしかに存在したその頃が恋しくて恋しくて涙する夜があって、思いだすには随分と長い月日が経ってしまったけど脳の奥底にずっとねむっていた記憶。
それを夢でようやく思い出せたときに日記を書きたくなって真夜中にメモアプリを開くけど、やっぱり上手く書けなくて、その日に戻ってこの忘れたくなかった気持ちを書き残しておけばよかったと後悔する。
だから、テヒョンさんが懐かしさや恋しさを忘れまいとしてる姿にぎゅーーーっと胸を締めつけられて、愛しくて愛しくてしょうがなくなる。もしかしたらあなたにもそんな夢を見て懐かしく感じながらもちょっぴり寂しくなる日があったりするのかな……と思ったりする。
ちなみに毎年冬に届けてくれる曲たちのなかでも、彼のやさしさの温度を感じられるWinterBearがいちばん大好き。眠っている誰かに''よく眠れますように''と祈ってくれるテヒョンさんの姿を思い浮かべて、きみもよく眠れますようにと祈って眠りにつくとそれだけで穏やかになれる。不眠がひどいときは毎日のように深くて柔らかい声に包まれて寝ていた夜があったし、テヒョンさんのことで枕を濡らした夜も同じように祈っていた。
↓懐かしさをたいせつに記憶するテヒョンさん
不眠症に悩むアミが「テヒョンがラジオDJやってくれたら治りそう」と手紙に書いてたのを覚えていてラジオのお仕事をしたり、眠れないアミのために夢のなかに風船を置いてきてくれたり、生まれ変わったら石になりたいユンギさんには「僕がいつもそれを身につけてあなたと美しいところにたくさん行くよ」と詩に書いたりするあなたの優しさは、誰も端っこで泣かないように地球を丸くするのと同じ優しさの類だと感じて、この曲を聴くとどうしても彼の顔が思い浮かぶ。
昨年のセンイルタグ #愛がテヒョンとして生まれて27年目 が大好きすぎるって話はしましたっけ??愛の造語を作ってくれた愛に溢れるテヒョンさんそのまんますぎて(大号泣)
テヒョンさん、今年はどんな一年でしたか?どんな景色をみて、どんな素敵な人との出会いがあって、どんな美しいことばに出会いましたか?
今年はつらいことも多かったかもしれません。いつかの涙のこたえを私たちは一生知らなくてもいい、どうか楽しい記憶だけが最後にはあなたを埋めつくしてくれていますように。
テヒョンさんの描くうつくしてやさしくて涙がこぼれそうになる世界にいつもアミを住まわせてくれて、今年もクリスマスにやさしい夜になる曲をプレゼントしてくれてありがとう。
テヒョンさんは出逢った頃から、ただ手を繋いで歩幅を合わせて隣を歩いてくれる。私にとってそんな人です。これからもブローチのような存在で私たちをそばで見守っていてくれたら嬉しいです。
毎日健康でいてほしいけれど、「夜食を食べたからむくんじゃった…」とちょっぴり悲しそうな顔もたまには見たいので、好きなものたらふく食べてください。
素直でいられる場所がずっとそばにありますように。
この瞬間も恋しく懐かしい過去になるいつか、あなたが今より笑顔で穏やかに過ごせていますように。あいしています𓍯