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'愛'ときけば、あなたを思い浮かべる

ナムさん、お誕生日おめでとうございます。

私はあなたのことを考えるとどうしても涙が出てきそうになるし、激重感情をぶつけたくなります泣
私がこの世界に足を踏み入れたきっかけで、自分や他人を愛することの美しさを教えてくれた人だから。初めて目にした、リーダーとして大勢の前で英語スピーチをしていたあの日にタイムスリップして、この世界に手招きしてくれたあなたに感謝する日々なのです。生まれてきてくれてありがとう。





通勤は自転車
休日は図書館や美術館に行く
観てる映画や読んでる本、聴いてる曲を教えてくれる
いつものお友達との何気ない日常を見せてくれる
植物を育てるし、カニが大好き

キムナムジュンとして生きるあなたの日常は、知れば知るほど普通の男の子でした。

モニにはちょっとなめられてるし、すぐにモノを無くすし壊すけど(笑)
大人気アイドルのリーダーという肩書きからは想像もできないような、ちょっぴり不器用な子になってしまうのがたまらなく愛おしいんです。



'愛'と聞いて最初に思い浮かべるのはあなたです。

Loveというソロ曲

『「愛してる」よりもっといい言葉があればいいのに』
というメント

ずれた時計を見て「愛だ」と呟く姿

小さいものに話しかける姿

趣味が多くて、あらゆることに興味を持てるところ

好きなものや言葉を頻繁にお裾分けしてくれるのもまたひとつの愛だと思っています。


そして、人一倍愛について言及している気がします。



「あの青が波なのか、それともあの壊れる白が波なのか」


詩集を読むようになったのも、波の色について考えたことも、木漏れ日という言葉がこんなに美しく聞こえるようになったのも、あなたの影響です。自分を愛する方法は、実は大袈裟なものではないと教えてくれたのもあなたでした。映画や本の話をしてくれるのがたまらなく楽しみで、そんなあなたの足跡を辿るのが大好きです。

水で遊ぶ姿がかわいい

[大きい人が滑り台を3回も滑る姿が見れるVlog。ナムさんの切り取る世界のあまりの美しさに胸がいっぱいになった。]



幼い頃の夢は詩人だというあなたの書く歌詞からは、風景や香り、色が伝わってきます。こんなに目まぐるしく動くせわしない世界で、あなたの曲を聴く間だけは時間がゆっくりと流れていく。歌を通して、目に映る光景やその場の空気を教えてくれる。

音符として綴られたファンレターは、かたくなったこころにもスッと届いて、癒しの涙になってくれます。あなたが狂わないために自転車に乗るように、私も狂わないためにあなたの曲を聴いているのかもしれません。

その澄んだ瞳でどんな美しいものを見てきたのだろう。私たちには美しく見えるものが、ときには悲しく見えた日もあったのかもしれませんね。あなたの見ている世界はまるで、穏やかに流れる小川のせせらぎ、しとしとと降る雨、風にそよぐ草木。そんな音の中にいるような居心地のよさがあって、だいすきです。




10年間、僕はあなたたちが僕の元を離れるんじゃないかと不安に思いながら…
ファンは歌手が離れることを恐れて、歌手はファンが離れることを恐れて…それが歌手とファンなのか?
これから先もっと長くいる為にどんな形になったとしても、僕たちがどんな姿になったとしても、お互いがお互いの人生を応援して、お互いを尊重して、僕もあなたたちを愛しているし、あなたちにも僕を愛してくれたらいいなと思う
それから愛されていることをとても感じているから、自分の人生に感謝しているし、とても幸せに過ごしています
だからあまり心配しないで

僕は作業室にいても皆さんのそばにいます
いつもそばにいます
いつも皆さんがやりたいことを応援して、あなたたちの食、住、愛する人たち、人生、夢、願い、悲しみ、怒り、苛立ち、様々な状況をいつも応援しています
互いに寄り添い合いましょう
ファイティン!いつも元気でいてくださいね
すごく会いたいし愛しています

weverse live

人生や夢だけでなく、怒りも苛立ちも、私たちの愛するものまでも応援してくれる人。
いつも私たちがほしい言葉をくれるのに、あなたを安心させられる言葉は見つからないまま。



「愛の力を信じてるから」


私も信じています。
あなたの歩きたい道を照らせるのも、あなたに押し寄せる得体の知れない真っ黒いものを塗り替えることができるのも、愛だと信じています。それは私たちがあげる愛だけでなく、あなたが何かを好きな気持ちだったり、そういう世の中全ての愛のことです。

ずっとこの場所で愛を叫び続けます。
あなたの心が穏やかでいられるように祈ります。

素敵な一年になりますように𓍯

RJ?ジンくん?



﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏

この先はお手紙ではなく、この数ヶ月の私の感情の記録。


6月14日以降、私はしばらくナムさんのことで頭がいっぱいだったし、実は今も思い出しては涙しそうになる。


結局は時間が経った時に、輝かなければならないと思うんです。何か「タイムレス(Timeless)」に近づいていかなければならないと思います。僕はまだ未熟で成し遂げたことがあまりにもないので、それが熱望したからといって獲得できる部分なのかはわかりませんが、とにかく念頭には置いておかなければならないと思うんです。それを意識しないで作業したら、間違いなくその時その時のことに押し流されて、今のようにアルゴリズムによってすべてのことがパッパッと変わる世の中で、振り返ってみたらかっこ悪い確率が高い、そんな感じです。世の中が本当に目まぐるしく変わるので、何年か過ぎただけでも捨てられる感じが多いですし、だからこそ永続性を持ちたいと思うんです。音楽が誰かに何かをできるかもしれないし、できないかもしれませんが、何かを成し遂げたアーティストや作家たちを見ると、結局は時流とは関係ない何かを、孤独に、あるいはその社会の中で、何かを守り抜いた人たちでした。

創作をする人たちの一生や、創作過程を通して、世の中を見つめる眼が養われるような気がします。画家はとても長い時間にわたりアート活動を展開するので、長いスパンで世の中を見つめられる眼を、持たせてくれるのではないかと思います。だから最近は、歌詞を書くのが、とても難しかったりもしますね。とても慎重になって。
前は言葉が噴水のように溢れ出てきたので、そこから選ぶのがたいへんで、ジェンガのようにたくさん積み上げてから、何を抜くべきか、そんな感じだったとすれば、最近はブロックひとつ積み上げるのもとても難しいです。理由はわかりませんが、生涯をかけて作品活動をしてきたアーティストたちを見ていて、創作のスパンがだんだん延びてきている感じがします。だからジレンマが絶えず生じます。まだ数えで27歳だし、依然として迷い続け、打ちのめされたりしなければならないのに、あまりにも早く彼らの息吹を目に焼き付け、真似ようとしているのか?でなければ、逆にBTSが7年の間にあまりに多くのことを経験してきたため、息を整えなければならない時期なのかもしれないですし。いろいろ考え過ぎて、髪が真っ白になった青年のような感じがよくします。

いまだに多くの芸能人やスター、アーティストが秘密主義を選びます。たくさん傷ついているからかもしれないし、口にしたくないからかもしれません。けれど僕は、ファンに僕たちの「Pros and Cons(長所と短所)」を、そして、自分たちが人間として成長していくなかで背後に伸びる影を共有するのが当たり前だと思います。外から見ればBTSの株はつねに上がっているように見えるかもしれないのですが、決してそうではありません。解散まで考えたという話をあえてする必要はないですが、自分の告白がときに人を驚かせることもあります。ただ、すぐに吐露はしません。感情が通り過ぎて、ろ過されたあとに、その感情を振り返りながら感じる残像を抽出する。それを丁寧に伝えれば「彼らも人間だな」と、人々とアーティストとの距離を縮めることができると思います。それゆえ、適切に思いを吐き出すことは必要だというのが僕の信念です。けれど、正直怖いです。弱腰に見られるのではないかと、この告白がのちに弱点となって逆風を受けるのではと。

GQ 怖いいっぽうで、自由だとも感じますか?

RM 気持ちいいですね。そして、それが礼儀かもしれないと思います。ネガティブな気持ちを隠しながら「僕たちは元気です!」と言うよりもね。


あの日語られたことは、私たちが思っている以上に複雑な感情が絡みあって溢れ出したものなんだなと。歌詞についてだけでも、長く愛される音楽とか、長いスパンで世の中を見つめられる眼とか、そんなことまで考えているのだなと。過去の記事を読んで感じた。

私は愛する人へ向けて書いているnoteすら言葉が浮かばないとき、好きと比例するものではないんだなと痛感するのに、精神的にしんどい時は読むことも書くこともできなくなるのに。
創作を仕事とする人たちは、毎日のように何かに追われながら生み出さなければいけないつらさを抱えているのだろうと思う。



いつもは頼もしい大きな背中があの日は少しだけ小さく見えた。
いつか記者に失礼な質問をされた時でさえ顔色ひとつ変えずに丁寧にメモをしながら答えるほど冷静な人が、感情のままに涙を流す姿を見て狼狽えなかったわけがない。

修飾語をつけて賞賛し、期待し、じりじりと追い込んだのはわたしたちだ。ありのままの私たちを愛せるように手を差し伸べてくれた人たちに、アイドルだからという理由で感情に蓋をさせたいとは何度考えたって思わない。逆風を受けるかもしれないことも分かっていたのかもしれない。それでも礼儀だと思ってありのままを伝えてくれたのだとしたら、私はその気持ちを変な憶測などせずにありのままに受け取りたい。私たちを受け入れてくれるぶんだけ、私たちも同じように返したい。正直でいれる場所が、いつもあってほしい。


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