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一生愛で競いあおう(2024.12.04)
あたりを照らすときはやさしいのに、それ自身は近くで見るととても眩しい。歳月を重ねるたびに輝きが増してゆき、そしてその輝きがきれいであることをちゃんと知っている。
私たちのお月さま。
暗い夜もあなたがいたからこわくなかった。
「僕は変わらない」と歌うあなたに、私もずっとあなたたちの隣にいることを誓うよ。
お誕生日おめでとう。
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おかえりなさい
会えない間もジンくんが毎月準備してくれていたビデオレターのおかげで、それほど遠くには感じなかった。
でもいつもみんなを笑わせてくれたジンくんの不在は、やっぱりとてつもなく寂しかった。
除隊日。
ついに会えると分かっていても、現実味がなくてふわふわと浮いてるような感覚だった。でも久しぶりにやさしく笑うジンくんを見た瞬間、横にサックスの妖精がいたにもかかわらず、ぶわぁっと涙があふれてきた。
部隊の同僚たちが泣きながらジンくんを見送り、同僚たちをひとりひとり強く抱きしめるジンくんを画面越しに目にした。ジンくんが多くのひとから愛されていることがやっぱり私のしあわせみたい。
その日も、2年前から変わらずおもしろお兄さんのままだった。
部隊の同僚たちにごはんを奢っていたこと。
たくさんの寄せ書きをもらったこと。
いろんな話をユーモア交えて聞かせてくれたけど、見えないところにいた間もそんなふうに親しまれている姿が簡単に想像できた。
無事に帰ってきてくれてありがとう、おかえりなさい。
ただただ、その言葉を反芻した。
(↑今観ても、あの日笑顔でお別れしたことを思いだしてベショベショになるThe Astronaut。)
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光
ジンくんが出演した日本の某チャリティー番組。
ハンデのある1匹の犬に、その場の人たちが悲しげな目を向けていた。
この視線がどれだけ痛いのか知っている。
''きみが悲しげな目を向けられることに痛い思いをしませんように 気づかないまま生きていけますように''と願わずにはいられなかった。
そんななかで、ひとりニコニコと「でも性格は明るそうだね〜!」と犬に話しかけるジンくんがいて、いつの間にか''きみ自身を見てくれる人がいてくれてよかった'' という安堵に変わっていた。
ああ、そうだった。
ジンくんってどうしようもなく私の光だった。
導くのとは違う。
日の当たらないところをやさしく照らしてくれるような、だれも気づいてくれないところを掬ってくれるような。
母校に行ったとき、引っ込み思案な子たちにも自然な流れで活躍の場をつくってくれていた姿を見たときも同じようなことを思った。
あなたからの愛には勝てないけれど
HAPPYのコンセプト動画でカラフルな文字とPTDの紙吹雪みたいな星やマルたちが弾ける様は、まさにみんなに笑顔を届けてきたジンくんだった。
最後に''You are loved.''の文字。
私たち こんなにあたたかく見守られている。
愛されているな、と思った。
除隊の翌日に、最初は3000人の予定だったフリーハグを譲歩して1000人で決行してくれたこと。
メリーゴーランドサイン会では、足がガクガクになるまでアミひとりひとりとの時間を過ごそうとしてくれたこと。
ありえないスケジュールのなかで日本と韓国を行き来していろんな番組に出演してくれたこと。
会える機会があるたびにそんなやさしい伝説をつくってくれた裏で、どれほど苦労してくれていたのだろう。
みんなが笑ってくれることがジンくんのしあわせだと何度も言及してくれているから知っているけど、すべてをかけて他人を愛することはそう簡単じゃない。分かっているからこそ、図々しくも愛されているという自覚がちゃんとある。
久々に歓声を浴びて顔を歪めて涙をこらえていた日も、ヨントンでアミの言葉に涙ぐんだ日も、ジンくんがくれる以上の愛をアミも返せていたらいいな。嬉しいときにしか涙を見せてくれない、でも絶対にぽろぽろと泣くところまではいってくれないジンくんと、一生愛の競いあいをしたい。
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あなたのように年をかさねたい
ジンくん。
私はどんなふうに年を重ねていきたいのだろうと考えるとき、真っ先に浮かぶのはあなただよ。
こんなに''しあわせ''を体現できる人を私は他に知らない。
ジンくんも私も出会った時より年をとって、さらに魅力的になったジンくんの良さをもっと分かるようになった私がいる。ソロの時間が長かったからかな、今年はそうしてあなたの輝きを丁寧に見つめられたことがうれしいよ。
今年はジンくんにとってどんな1年だったかな。
昔は歌やダンスに自信がなさげだったのに、今は私には純粋に楽しんでいるように映ってるの、気のせいじゃないよね?
「自分よりかっこいい人はたくさんいるけど僕は僕に満足している」と言っていたように、多くの面でそんなふうに自分の満足できる形にして昇華していけるのがジンくんのかっこよさのひとつだって思う。ジンくんの自分との向き合い方が心から好きだし、比べる相手がいつも周りじゃなく自分であるところを尊敬してる。
きっとこの先も、魅力的な年の重ね方をしてゆくのだろうね。その過程をこの場所でずっと見守らせてね。
生まれてきてくれて、アイドルになってくれてありがとう。愛しています。
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