おうちは語る 2
物は常に語りかけています
家事サービスをやっていると家事ができない、片付けができなくてお困りの方からの依頼もあって、足の踏み場もないほどさまざまな物が散乱している中で暮らしています。それはまさにカオス。
じつは物はメッセージを発しています。買うときにお店の中で、あるいはショッピングサイトの画面の中からあなたに声をかけています。
私を買って。今よりもっと素敵になりますよ?
私を使えば楽しくなりますよ。
これ、なかったでしょ?私を連れて帰って
これを使えば簡単になりますよ…!
面白いでしょ試してみて!
みんな買ってるからあなたも買わないと!
えっ?買わないの?買った方がいいのに。
なくなっちゃうよ!限定品だし!
物たちの声がほんとうに聞こえてきたら
あなたはちょっとヘンです。(病院に行ってください)
話しかけてはこないのですが買うように誘導されています。それほど必要ないものを欲しい人に売らないと、会社もお店も成り立ちません。うまくプレゼンすることでヒット商品は生まれますがブームが去るとあれはなんだったんだろう??、というものも多かったのではないでしょうか?
ミニマリストが話題になりましたが、もともと昔の日本人の家は居間にちゃぶ台があって、棚が一つ、箪笥が数台、文机、裁縫箱、布団、座布団などとても少ない物で生活していました。傘、靴、服などはそれぞれの用途のものが1人に一つ。それで賄えたのです。
欲しい!あるといいかも!買ったほうがいいかな!
と思うのはもしかしたら勘違いかもしれなくて
家にある物で間に合うのかも知れません。
あるいは家に帰ってしまえばそんな物のことなんてすっかり忘れてしまうかも知れないのです。
「欲しいと思ったノート」
もしあなたが衝動的に物をお迎えしがちでお家の中に物がたくさんありすぎるのでしたら、「欲しいと思ったノート」を作って持ち歩いてください。
欲しい!と思った物をメモして 情報を書き出すのです。
どこの店の、どんなものか、いくらか、限定品なのか どんなバリエーションがあるのかなど。
A…….nとか、R…….nとか、Y……..! とかだとリンクでもいいのですが、
できればノートに書くと 後で見やすいし、書くことで冷静になる時間が取れます。
その場でお金と交換して物を持ち帰るのではなく、(注文するのではなく)一旦自分のノートの中に仮置きして、場所を変え時間をおいてもう一度それが本当に欲しいのか、必要なのか考えてみてください。
画面の中で見つけたら、画面から目を離して家の中を一周歩いて見渡してみてください。それから本当に必要ならば購入します。売り切れていたら縁がなかったのだと思いましょう。
物を増やすスピードは半分以下に落ちることと思います。
そうでなくても消耗品とか買わなきゃならないものって結構多いので、お金も節約できて生活の場がカオス化するのを防げます。
⭐️テキパキハウスキーパーズは、
お家を使いやすく整えて健康的で安全な場所にするお掃除が目的です。お片付けができなければ物を片付けながらのお掃除も提供しています。ADHDやASDのお客様とも長年のお付き合いがあります。
https://www.teki-paki.jp/
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