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一人鍋の醍醐味は和風でも洋風でもなんでも自由、そしてリラックスを感じられる時間

僕は鍋が好き。でも
奥さんと一緒に鍋をつつくのはテンションが上がらないのです。
なぜなら、奥さんと好みが合わないからです。
食材のセレクト、素材の状態、味付けからすべてが…
合わない

例えばこのまえ鍋をしました。
鍋の具に春雨を入れようとしたら
「春雨はすぐトロトロになるから嫌」
と言われたんです。

白菜をトロットロになるまで煮込むのが好きな僕は
先に入れようとするも、奥さんは制止します。
「白菜はシャキシャキした方が良いから」
とのたまう。最後に入れろと…

お肉は具の王様であります。ですよね?
なのでたくさん入れようとするも
「これくらいでいいでしょ、残りは冷凍しときぃ」
とぴーちく言ってる。
奥さんに言わせると肉はおまけ程度でいいらしいです。

同じ台所に立つと血圧があがってくるのが分かります。
モヤモヤした思考が頭の中を駆け巡る。

おまけに鍋はオーソドックスでシンプルなスープ
あるいはポン酢でいただくのが好きな僕に対して
奥さんは流行りものが大好きだ。

キムタク主演のグランメゾン・パリとミツカンがコラボした
トリュフ香る蛤のマリニエール風スープなんぞ
買ってきおった。
まあ美味しかったからこれは別にいいけど。

最後に豆腐です。
やつは豆腐一丁を4等分に大雑把に切って
早めに鍋に放るんです。
これはいけません。
豆腐は一口サイズにしなくちゃダメ。
当然、12等分が理想です。

このように鍋料理ひとつとってみても
価値観がこんなにも違うのです。
一緒に生きていくって大変です。

さて、今晩は奥さんは夜勤です。
したがって僕は自由を謳歌することができます!

最近は鍋のスープもさまざまな種類が市販されています。
和風、韓国風、タイ風など、なんでもござれ。
自分の好みに合わせた味付けを手軽に試せるのです。

一人鍋。それは一人の時間を豊かにしてくれる
特別なひとときとも言えます。
鍋がぐっぐっぐと煮えだす音や
漂ってくる香りを楽しみながら、
エッセイを読んだり、動画を見ながら
食材の変化をも楽しむ。

時には何も考えずに食事そのものを楽しむことができる。
誰にも邪魔されないこの静かな時間は、
自分自身をリラックスするための
大切な瞬間となることでしょう。

今日の一人鍋は、鶏肉(骨付き)を使い
水炊き鍋にする予定です。
春雨も入れるよー
白菜はクタクタにできる
豆腐は絹ごしをセレクト、
12等分で食べやすい状態にカットする。

テーブルを動かしてテレビの前につけて
前から気になってた全裸監督を観ながら
ビールも飲むよー^^


今から帰りの買い物が楽しみなのです。