正論だけでは救いにならないときもある
ほんの少し自分の気持ちを正直に話しただけで、ここぞと言わんばかりに「正論」で責めてくる人の多いこと。
逃げ場のない理論で責められて、
「自分が悪いんだろうな」
「私は母親失格なんだろうな…」と、
ますます自己嫌悪に陥ってしまった…という経験
ない?
私はあります。
誰だって自分の理想とする母親像があって、その現実のギャップに悩み苦しむもの。
そこに正論を振りかざして、ますます母親を追い詰めて、逃げ場をなくして…いったい誰が得をするのでしょうか?
「もっと大変な人もいる」
「昔の人はもっと大変だった」
「みんな我慢している」
「仕事をしている人だって大変」それもごもっとも。
しかし、今辛いな、しんどいな、と感じている
目の前の友人
隣のママ友
わが子
自分自身
だとしたら、
ほんの少し弱音を吐くことも許されないの?
苦しみ、悩んでいる人に「正論」という石を投げることでいったい誰の得になるんだろう。
周囲の人の正論を真正面から受け止めてしまうと、ますます自己嫌悪になって自分で自分を攻めてしまう。
正論だけでは救いにならない。
アドバイスも正論もいらない。
なんやったらポジティブもいらない。
ただただ話を聞こう。
それで救われる命もあるから。
今日はここまで。また次回。
お付き合いありがとう。