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はぐれた わたし 振り向いたら海があった 夕暮れ カモメが泣いたけど わたしはここから動けな…
夏乞う雨の降る 灰色の岩壁と 青梅拾い、歩く 幼き妹 思いでの行き場は 小さな箱の中 草折り…
透明な硝子の灰皿に 散らばった煙草の数だけ 君と夏を過ごした証になるなら 日に日に増える吸…
光が舞う 白と銀にひらひら いつか 遠くへ そう、知りながら 星が揺れて 一粒 てのひらに落…
淡く 霞む 濡れた夜 引き裂かれたまぶたから 流れる海の雫 月光で見えない あなたの顔 Lu L…
わたしの名前と、しーちゃんの名前の頭の1文字ずつをとって、綾と詩を。というユニット名に改…
朝が来ない場所を探して 夢で終わる夜があるんじゃないかって 身勝手な妄想 死んでいく日々を横目に ああ、今日もまた生きているんだなって笑った 星の降る国を夢見て 片方しかない羽も選べずに 宙ぶらりんな罪さ 死んでいく日々と一緒に 死んでいくのは目の奥の光 光 寛容な世界の片隅で怯えるんだ 今日もまた 縋って生きる僕が見つからないように 惨めだと虐められないように 死んでいく日々を横目に ああ、今日もまた生き残る 僕、君、あなた、わたし。 ✰⋆。:゚・*☽:゚・
凍晴れの夜 吐く息とはじかむ指先 円鏡 何処への戸 揺れるナルキセス 木末に睡る 安息をつい…