お塩七訓 其の一「塩梅」
舌は 「健康のベロメーター」
「ちょうどよい塩梅だ」などと使われる “塩梅” と言う言葉は、
もともと、塩と梅酢で料理の味を整えるところからきており、
ほどよい程度を表わします。
減塩が叫ばれる昨今ではあります。
そこで、人の大きな欲求の一つである食欲を満たす料理に的を絞って、
いかに上手に塩を使って健康になるのかを考えてみましょう。
実際には甘からいとか、甘酸っぱいなど微妙な味わいも
感じ取ることができるものですが、あくまでも基本の5つだと考えてください。
①甘い
②酸っぱい
③塩辛い
④辛い
⑤苦い
その他、渋味やうま味、昆布のグルタミン酸や、かつお節のイノシン酸を
加えて、7つの味に分類することもできるようですが、“塩梅” の言葉が表わすように、なんと一言っても、「塩の存在なし」では料理の味付けは完成しません。
塩は、味付けの基本だと言ってよいでしょう。
例えば、おしるこや甘酒などに隠し味として塩をほんの少量加えるだけで、
味に深みをもたせることができます。
また、アサリの清まし汁なども、アサリだけのうまみではとても飲めた
代物ではありませんが、塩をひとつまみ足すだけでびっくりするほど
美味くなります。
体が弱っているときは、塩分も取れない
=健康を左右する塩梅=
体が弱ったり・病気になったりすると食欲がなくなり
当然、塩分も取れなくなります。
良質の塩で摂る、塩分補給が、いかに大切かが分かります。
健康の舌=ベロメーター として、その時その時に感じる
【しょっぱさ・塩加減】が “いい塩梅” なのです。
良質の塩であれば、塩の取りすぎと言うことはありませんから、
体が要求する塩加減= “いい塩梅” で、食事をしてください。
いつまでも、いつでも、自分にあった【塩加減・いい塩梅】で食事をする
ことが健康の秘訣です。
病気時ほど、きっちりと良質の塩分を補給しなければ、回復が遅れます。
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ぽんこつスタッフは、看護師さんが驚く程の低血圧なので、ショッパイものを食べるようにしています。
毎日、決まった量で何グラム、などと几帳面には計っておらず、その日の
体感で調整しています。
朝、飲むようにしている青汁には、必ず、お塩を入れます。
カリウムとナトリウムのバランスを整えます。
喉が渇いた時には、ほうじ茶にお塩を入れて水分補給します。
「塩番茶うがい」は風邪予防にもなります。
濃いめのお味噌汁などを飲むようにしています。
是非、御自身の味覚と感覚で、あなた “いい塩梅=ベロメーター” で、生活をしてみてください。
「体の不健康 お塩七訓」はこちら。
お読み頂き、ありがとうございました🙇