教室

学校の授業

学生時代、たくさんの先生の授業を受けてきましたが、今考えてみるとただ教科書の内容をなぞって説明する普通のものよりも、ちょっと変わったことをしていた先生の授業内容の方が断然印象に残っていますね。

高校の時に、教科書の内容はいつも手早く終わりにして、自分の好きな洋楽を紹介する英語の先生がいました。

1回の授業で1曲づつ、その先生が和訳したプリントを配って、その歌詞に込められた思いだったり背景を、その先生が解説するという内容だったんですが、それまで、洋楽なんて曲しか聞いていなかったので、イメージしていたのと歌詞が全然違っていたり、内容がすごく深いものだったりして、洋楽の歌詞を楽しむということを教えてもらえた授業でした。

その時、授業でやっていた曲は

Englishman in NEWYORK     Sting    和訳
Russians      Sting   和訳
Video Killed The Radio Star     The Buggles   和訳
Honesty   Billy Joel   和訳
Hard To Say I'm Sorry ( 素直になれなくて)Chicago   和訳

他にも色々やっていたと思いますが、中でもStingの歌詞がなかなかリスキーで
日本で同じレベルのことをやってくれたのは、その後、思いつくところで「忌野 清志郎」と「あべりょう」くらいじゃないかと思ったのですが…

その先生、以前赴任していた高校は県内でも有名な不良の吹き溜まりの高校で、不良の生徒が多すぎて授業ができず(生徒が授業中に学校の廊下をバイクで走り回ったりしていたらしいです…スクールウォーズみたい…)にいたので、転任して生徒に殴られずにちゃんと授業ができるのが本当に嬉しいと言ってイキイキと授業をしていたのが印象的でした。


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