【3章-2】50代バツ2独身ジョブホッパーが辿り着いた「自分探しの旅に終わりはあるか?ないか?」
※これからの文章に出てくる内容は過去のお話で、現在はオンラインサロンも退会しております。※こちら(【番外編】このエッセイは、かつて某オンラインサロンに在籍・・・】を合わせてご覧ください。
脳を100%解放した女性とは?!
S研究所(オンラインサロン名)の所長、Nさんとの出会いは、あるYoutubeチャンネルだった。たしか2023年7月頃。おそらく、そこでNさんを知った人は多いと思う。
それにしても、そのYoutube動画のサムネタイトル「脳を100%解放した女性とは?!」というネーミングのセンス!なんと、再生回数は2024年6月時点で161万回を記録していた。もともとスピリチュアル関連に興味はあったので、Youtubeでおすすめ動画に出てきてから、すぐに動画を見た。自分探し中の私には、衝撃的だった。
スピリチュアルとも、心理学や脳科学とも言える内容で、一気に興味がそそられた。スピリチュアル好きではあるものの、物理世界に生きる私達は目に見えないものの力を信じることに抵抗がある。私もその1人だったので、脳科学的(物理世界的概念)な側面もプラスされたNさんのお話は、スピスピしていなくて、すんなりと私の中に入ってきた。
そして、ほどなくしてオンラインサロンに入会した。飽き性の私にしては、とても珍しい。さらに何かに傾倒することに、どことなく違和感を持っている私は、たとえば宗教に傾倒する人達の心理もよく理解できていない。(余談だが、私はカトリック系のエスカレーター校へ通い、家族と共にクリスチャンで、在学中は日曜日にはミサに行っていたが、卒業してからはクリスマスさえミサに行っていないくらい)そんな私がNさんのオンラインサロン「S研究所」に入会したのは、続けやすい金額設定で、いわゆる金儲け主義的なエネルギーが感じられなかったからだと思う。そして、また興味がなくなれば辞めてもいいかな、という軽い衝動だった。
S研究所(以下S研)では、「悟り体感プログラム」として様々なコンテンツが用意されていた。イラストレーターでもあるNさんが描くイラストがとてもかわいい。RPGゲームのような仮想空間のような設定になっており、入会した後は、S研の研究員として、様々な講義を読み進めたり、おすすめワークがあったり、定期的に所長を含めた室長さん達のワークや講義、さらには研究員同士のオンライン交流カフェ、研究員が日頃の活動の日誌を残し研究員同士でそれを共有する場なども準備されている。
他のオンラインサロンは知らないのだが、至れり尽くせりだと思う。
しかし、所長のスタンスはいつも同じで、「いつやめてもいいし、いつ戻ってきてもいいですよ」だ。私の研究員ライフとしては、がっつりコミットしてます!というよりは、マイペースでワークに参加したり、一時期はちょっと距離を置いていた時期もある。それでも、同じ感覚を持った仲間がいることや、その場がいつでもそこにあることは、とてもありがたかった。研究員さんも、S研究所との関わり方が様々だと思うが、情報発信型のオンラインサロンではなく、研究員も参加できるタイプのものだ。それにしても、Nさんの佇まいは、観音菩薩のようで、笑った顔の目や口元は何かを悟った人はこうなるなのかぁ、と思うほど穏やかで安心できる。それは、他の室長さん達も同じく似ているエネルギーや雰囲気をお持ちで、S研究所自体がパワースポットのような気さえする。
ほどなくして現れた小さな気づき
それまで、占いや性格診断などで、自己探求を続けた私に小さな気づきが訪れた。S研に入会する前に様々なツールを使って「自分探し」というパズルのピースを埋めていたが、そこでの活動も相まって、そのパズルの全体像が理解できる瞬間がやってくる。
後天的に左脳を鍛え、ロジカル思考になってはいたが、元は感覚的な人間なので直感やインスピレーション、ピンとくるという感覚はなんとなくは感じていた。
そして、今まで考えていたことが点と点が線で繋がったような感覚をかんじるようになった。
メンタル不調で休職し退職したことも、そこで時間をかけて自分探しをしたことも、Nさんに出会ったことも、必然として導かれているような感覚だった。
この時の感覚は直感からくるイメージで、なんとなく理解はできたいた。
そんな小さな気づきに満足しながらも、なぜそう感じたのか、だとしたらそれは本物なのか?再現性はあるのか?そういう思いがなくなるんじゃないのか?
左脳バリバリな思考で疑問と不安が入り混じっていた。
つづく・・・