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「夏の庭」の補足で観て欲しい映画
「夏の庭」を読んだり観たりして感動したのなら、このふたつも観た方が、より良いのではと思ったので
今回は
最近観た傑作映画では無く参考として観て欲しい映画を紹介します。
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これは乗り物や銃を段ボールで作ったらしいですよ。
それで、こんなにクオリティーが高いのかと吃驚する。撮り方がうまいのだろう。
「夏の庭」の老人がやってしまった事は「野火」でも主人公がやっているので分かりやすいのだ。
どんな極限の状態で、武器も持たぬ住民をXXしてしまったのか…
それが分かる。
どちらかというとサバゲーのために島に行った人達が食糧など無くなり帰る手立ても全く無い極限の状態に陥ってしまった話しにも見えるので、そういう意味で文句を言う人はいるが
逆に現代の人間にも入り込みやすい。
映画で体験をして欲しい。
後半は違う領域ですが。
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これも実はテーマが「野火」と似ています。
1992年公開で古い映画です。
そして「夏の庭」は1994年だというから
本当に三國連太郎は最近戦場から帰ってきた感のある…人だったのですね。
撮影でですけれど。
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「夏の庭」ではのんびり老人でしたけど、これは戦争中(映画)の三國連太郎なので
あのお爺さんはこうだったのかな?と
分かりやすい。
ただし罪的には「野火」後半の行為と共通している。
戦争によって人間はこんなにもなるんだよという映画。
実際にあったか?あったのか知らないけど……
「野火」はこの話しから思いついて書いた小説なのかな。
原作の小説の事です。
しかし、これは監督の違いか「野火」より観づらいかもしれません。
✳ふたつとも数年前に観たものですが…
第二次世界大戦中の日本兵は実際は
国>自分の命
と叩き込まれているし。
逃げて帰ったら何て言われるか?
親になじられる。
近所に馬鹿にされる。(郷里の家族ごと村八分にされるだろう)
生きたいけれど、それは無理なんだ
立派に戦ってタヒんだ方がお国のためなんだ
と思っている時代なので
また違うのでは無いかとは、思います。
帰りたいとは部隊長の手前、口にも出せないし
精神的にも逃げ場は無いという中で戦っていたのだと思います。
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自決って書きましたが文字通り自決の場合もあるでしょうが、特攻や回天も命をかけて相手に突っ込んでいるので自決に近いかと思いますが。
あと、親や近所に言われる罵られ方では
「非国民」でしょう。
兵隊に行きたくないなんて言っちゃいけない時代です。
さて今度の戦争はどうなるんでしょうか。
*最初の稿から何度も加筆修正しました。
これでこの頁は置きたいと思います。