嫌う人達の心に迫る

今回はカウアンという人が被害を言った事で世論が二分したという話だが
この話は、私が知っている人々の反応とよく似ている。

PTSDを話す人に
「注目されたいんだろう」
「売名行為だ」
「そんなの嘘だろ」
「引っ掻き回すな」
「聞きたくない」
等と言う人々がいる。それは各個人のトラウマを呼び覚ますからだと言う。
(私はそれ以外の感情や都合もあると思うが)

◯トラウマを持たない人間はいない。
◯人を傷つけた事が無い人、人から傷つけられた事が無い人もいない。

という話はもっともだと思いました。
しかし人により程度の差はある。
益田医師の引き出すアメリカの資料によると10代で60%の人間がトラウマを持ちそのうち10%の人間が発症すると言う✳症状について詳しい説明はここでは無い。

「人は傷ついて大人になるんだよ」
と、「漁港の肉子ちゃん」(劇場アニメ)で主人公キクりんの知り合いのお爺さんがキクりんに語る。
その子は、誰もが分かる精神的な症状を抱えているのだが…
✳寄り添うクラスメートの男の子も障がいが時々出る。
生きていれば他の人間との軋轢で心にそういうものは生じるという事だ。


それにしてもPTSDの激しい被害の話しを聞くと自分の中のトラウマを思い出して傷つく人たちがいる
と言われたとしても
本人にとって、語らなければならない時はリスクを負っても良いという強い意識で語らなければならないんです。
✳元自衛隊性被害者、五ノ井さんを面倒くさい女だとXでポストしていた人もいたんですけれどね。
それはその人のトラウマがという話じゃなくてやはり言葉通り面倒くさいんでしょう。

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