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大罪と美徳 そしてオリンピック開会式騒動 

1.オリンピックの誕生|JOC - 日本オリンピック委員会 https://www.joc.or.jp/column/olympic/history/001.html より

第1回オリンピックはギリシャ神話の神々のための体育芸術の競技祭だった。



ゼウスでは無く真ん中にいる人はアポロという説がある。
それにしても演出家の云う通りこれは多神教の神々の世界の再現なのだろう。


ちなみにレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」
ナザレのイエスはまさに最期の食事をしようとしている。


イエスにはまだ冠が無い。

そう、イエスは処刑場に連れていかれる時に
嫌がらせのような茨の冠を被されたのだ。
この時は無い。
もっと古い年代では聖なるものには御光が描かれるが 
「最後の晩餐」では描かれていない。
そして彼等の食事は、パンと葡萄酒。これを私の血と肉と思ってお食べなさいと使徒達に食べさせる。



イエスは人類の苦痛をひとりで背負うために
出現した神の子

8月3日追記:書き方が違うと言われそうだが
一応私は基督教についての本は読んでおり、聖書も読んだ。基督教会にも子供の頃に行ったが日曜日に早起きをする事に挫折。誘ってくれた友人には悪かったが、クリスチャンにはならなかった。

そしてカトリック、プロテスタントの違いも知っています。(他にも宗派はいくつもある)
様々な世界の宗教の本は読みました。
ナザレのイエスについての新解釈を光瀬龍等他の文学でも読みました。
《原罪を持つ人間の救済のために基督教はある》
なので、より罪深い者を救うために必要なのだと思う。教会や刑務所で牧師が懺悔を聞く。
とてもありがたい…宗教だ。


茨の冠の意味や他の事もGPChat AIで聞いてみた。



ところで、教会の絵で↓これなども有名だが
実は当時でも賛否両論というか
 肉体美ばかりを追求するミケランジェロの壁画なので実は
顰蹙をかっていた。
 前回のnoteで紹介したルネッサンス時期で
ちゃんとローマ教皇がバチカンのシスティーナ礼拝堂用に依頼したのだが…

「最後の審判」ミケランジェロ


最後の審判 (ミケランジェロ) - Wikipedia https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E5%AF%A9%E5%88%A4_(%E3%83%9F%E3%82%B1%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AD) 


イエスの最も有名な10の絵画 https://kuadros.com/ja-jp/blogs/%E8%8A%B8%E8%A1%93%E3%81%AE%E5%A5%BD%E5%A5%87%E5%BF%83/%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%9C%80%E3%82%82%E6%9C%89%E5%90%8D%E3%81%AA10%E3%81%AE%E7%B5%B5%E7%94%BB からいちぶ抜粋

何となくギリシャ神話像のノリで描いた感じで
 クリスチャンで無ければ、凄いなとしか思わないのですが、レオナルド・ダ・ヴィンチのような厳かさが良かったのだろうか?


そして
またGPChat AIに聞いてみた。

ところで私は映画「サテリコン」を全鑑賞しました。


ジトーネという美少年が
ギリシャ神話エロスの格好をさせられて登場。



実は主人公エンコルピオ(画像右側)はジオーネ(画像左)を生涯の恋人だと思っている。
そしてふたりで楽しく暮らすつもりだったが
ジオーネはなんとエンコルピオの友人
「アシルト(男です)の方が良い」と選ぶ。
ジオーネとアシルトを裏切り者として
憎むエンコルピオ。
今で言うLGBTQですが、当時は普通…
だが彼等は奴隷船に乗せられる



あっ2024年パリオリンピック開会式にいそうな人々。
男でもしっかり御化粧をしております。
皇帝達は豊富な食料を食べながら芝居見物や
暇つぶしをする。



豊富な食べ物を食べ続ける人々。
古代ローマ時代の皇帝達やその仲間、皇帝が買い取った奴隷、詩人達に限りますが。


途中で主人公は競技場に追い込まれて、ミノタウロスの扮装をした男と闘う事になってしまう。



見物人


エンコルピオの旅の途中、アルビノで両性具有の者が
神の子として登場。
老人達がアルビノの子を使い
人を集めてお金儲けをしている感じ?

 追記:実は現在でもアルビノの子は国によっては
貴重な存在として…
利用されていたりするらしい。
この記事を検索したければ自己責任でどうぞ。(Word アフリカ ザンビア マラウイ)

そして、エンコルピオ達はその後…


「サテリコン」古代ローマ時代は
基督教がまだ無かった世界です。

この映画の監督フェリーニは
ヨーロッパでは有名な巨匠です。

この監督はローマの教会でちゃんと国葬されました…



 しかしバルバラさんは、オリンピックの開会式以降
誹謗中傷が多く、◯人予告、レイプ予告がされているそうです。私としては、どう見てもギリシャの太陽神に見える。(本当は太陽神は男ですけど)
*ゼウスという気もする。勿論ゼウスも男性神。
だがギリシャ神話に対する怒りの声は無いようだ。
「女じゃ無いだろう?!」みたいな怒り

8月3日追記:あと、日本人は結構基督教とギリシャ神話をごちゃごちゃにして覚えている人が多い。
基督教における神の名をGPChat AIで聞いてみた(すぐ応じてくれるので…すみません)

よく聞くのは主とか聖霊ですが
ゼウスでは無いですよ。
ちなみに主イエスという言い方もありますが
イエスキリストは神の子です。


そして、キリスト教の「7つの大罪」って知っていますか?

七つの大罪 - Wikipedia https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E3%81%A4%E3%81%AE%E5%A4%A7%E7%BD%AA 

大罪
①暴食 
②色欲
③強欲
④憤怒
⑤怠惰
⑥嫉妬
⑦傲慢

それに対する基督教の美徳

①節制
②純潔
③慈善、寛容
④忍耐
⑤勤勉
⑥感謝、人徳
⑦謙虚


基督教以降これが美徳とされた。

追記:よくSNSで、この「7つの大罪」的な人が責められ言葉のリンチをされたり、炎上になったりするが
一方の誹謗中傷をやる人々は「7つの大罪」の逆の行動である「美徳」は持ち合わせていないようだ。

今回のオリンピック開会式の雰囲気をまた思い起こすに及んで、
実はこの「大罪」にたいする怒りの気持に駆られたのでは?
という考えにも至った。
あとLGBTQへの憎しみですか…

ところで最近の映画では無いのですが
ブラッド・ピットが主演の「セブン」という映画を知っていますか?
あらすじをいつものように大まかに書いてしまいますが…
「7つの大罪をおかしている人間を◯す」
という陰惨な事件を捜査する刑事の話しです。

暴飲暴食をしている人間が最初に◯されます。
はっきりいって相当酷い場面が多いので
心が弱い方は鑑賞不可です。

しかし、最近やたら リンチしてやろうとか
罰を下してやろうという人間が目につき
この映画の犯人を思い出すんですよね。

※「7つの大罪」は、人間の本能、欲望と言える。
そして今では違う大罪を考え直したそうです。

しかし、その罰を下すのは人間では無く神だろう。
映画「セブン」の犯人と変わりない存在になる。
※法律で処罰される事柄はある。

基督教の新しい「7つの大罪」はこうなったらしいですが、多く知られているでしょうか。


※加筆修正致しました。


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