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巨漢かあさんは幼少期からデブで扱いにくい子だったようです

こんにちは。4Lかあさんです。

子どもの頃から先生という存在が苦手です。特に女性の先生が苦手です。女性の先生と、今となっては断定はできませんが、神経発達症の女子であった私はかなり相性が悪いんだなと思います。実際当事者の女性の手記や体験漫画などを読んでみると、当事者がトラウマを植え付けられた相手は、男性よりも女性が多かったように思います。

令和の今の世ではどうなのかわかりませんが、私が少女だったころは、まだ「女性の婚期はクリスマスケーキ」などの言葉がありました。女性として当たり前に期待されていたことは、神経発達症の女子にとっては当たり前ではなく、「女なのに気を配れない」とか「女のくせに」とかさんざん言われました。男性がそのように言うのは仕方ないけど、同性である女性にひそひそと見下されるほうが悲しかったです。

「片付けられない女」という言葉が広まっても、「片付けられない男」という言葉はないし、女=家事ができて当たり前、なのに片付けられないからダメだ、という意味なのでしょうか。そういえば以前読んだ大人の発達障害の本で、「男性よりも女性の当事者のほうが苦労する傾向にある。世間では女性は「サポートする・ケアする」立場だと思われているから。」と書いてあり、うなずきながら読んでいました。でもそれを解決する方法はなかった。多分著者が男性医師だったからかもしれません。

女性の先生というのもまた、自分は指導的立場にありながら、「女の子はこうでないと」みたいな押し付けや、人によってあからさまに態度を変えるなど、ある意味大人の女の残酷さや醜さを、子どもたちが知るために存在していたのかな、と今となっては思えるのです。

1)保育園
年長の発表会の出し物が「こぶとりじいさん」でしたが、最後にひどい目にあう、悪いほうのおじいさんに満場一致で選ばれました。男子が少ない学年?で、主役のこぶとりじいさん役は優しくて真面目な男の子でした。当時クラスの一部の女子から目をつけられていて、彼女たちが私を困らせようとして選んだのは言うまでもありません。ショックで教室を出て泣いていた私を先生が励ましてくれるのかと思ったら「決まったのだから仕方ない」とか「強いものに逆らった奴が悪い」とか、普段子どもたちの前で出さないような、ごみみたいな汚い声で話してきたのです。
元来負けず嫌いの私は、発表会当日はもちろん、悪いおじいさんを演じきってやりました。断末魔の叫びをあげて死んでいくさまを。いまだに女性の低い声が苦手なのは、その先生からのトラウマなのでしょう。声を鍛えていない汚い低めの中年以上の女声はイヤーマフをしたくなるほどしんどくなります。

2)小学校
小1の担任の女性は私の人生でもっとも相性が悪くつらい思いをさせてくれた方です。もともとこの先生は厳しいことで有名で、5・6年専任だったのですが、当時近隣にできる予定だった別の小学校の建設が遅れて、そちらに通う予定だった児童を受け入れる必要があり、そのせいで急遽クラスが1つ増えたため、その先生が担任になることに。狐目で鼻の穴が上を向いていた細身の見た目でした。私は先生に目をつけられてしまい、給食が食べきれなかったときは往復ビンタをされたり、罵られたりしました。女のくせに生意気、不細工(ブスなのはまあ知っていますが)など言われたり、さんざんでした。気のよわそうな子なら男子でも標的になりました。また、私の父を含む男性の保護者に色目を使ったりしてきました。父の名前は難読というか珍名で、下の名前で呼んでいたのですぐにわかりました。この先生もゴミみたいな汚い低い声でした。

2年に上がるときに、例の近隣の小学校が開校したため、クラスが1つ減り、その先生が担任から外され、クラスが再編成されました。その先生は同じタイミングで離婚して苗字も変更になっていました。
以後6年までたまたま男性が担任で、しかもたまたま真面目で熱心な先生が多く、担任に困らされたのは1年のときだけです。ただ、他のクラスや教科担当の女性の先生の多くには、やはり目を付けられて、苦労していました。独身の女傑・女史、お局タイプに嫌われることが多かったです。男性の先生にも困ることはありましたがここでは言及しません。

単純にクラス・授業の運営をするにあたって、当時はまだまだ知られてなかったはずの神経発達症の子をうまく扱うのは難しかったのかもしれません。私のように、一見おとなしくて従いやすそうに見えて、信念は強くて納得できなければ(やりたくなかったら)拒否するような子は扱いにくいでしょうね。

まあ、先生(と呼ばれる職業の方)以外の、母親や親戚の女性、同級生や先輩の女性たちにも私は嫌われていました。子どものころからずっと生きにくいなあ、苦しいなあと思っていて、どうすれば生きやすくなるのか、考えていました。でもまあいい年したおばさんになっても生きにくさは変わりません。私も相手も変わらない以上は、接触を避けるしかありませんね。


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