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練習するなヘタになる

皆さんは、たくさん練習したら最高の結果になると思いますか?

昔から、道がつくもの、剣道、柔道、弓道、合気道、書道、茶道、華道、などがあります。

道がつくものは、どれも専門的な技をきわめるために体が覚えるまで「型」を繰り返し稽古します。

その時のシーンと張り詰めたあの空気は時をも止めてしまうかのように感じます。

私は、昔、書道を習っていて、書道展に行くと、迫力とか気のようなものは感じるけれど、果たしてこれはうまいんだろうか?わかりませんでした。

でもそこに展示されている先生方は型と言えるような、基本ができているからこその作品です。

よく先生に言われていたことがあります。

それは「練習するな」です。

え?と思いますよね。

何度書いても中心がずれていたり、止めやハネ、ハライがおかしいと、完璧なものは書けません。

何枚も何枚も書き、並べてみて、1番良いものを出したりするのですが、それはただきちんと書けているだけで、味気のないものになっていました。

先生は2,3枚書いてその中から選べばいい、それ以上書いても下手になるだけだと言われます。

私は、もっと書けばもっと良いものが書ける、そう思うのですが、1枚目に書いたものの方が良かったりします。

時間をかけてやったものが最高のものになるとは限りません。

どれだけ集中してやったかです。

あなたは、集中して一発勝負できますか?







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