つらい咳・風邪とサヨナラ!免疫力アップで冬を元気に乗り切る秘訣【女性必見】
冬になると、どうしても気になってしまうのが風邪ですよね。「なんだか喉がイガイガする…」「鼻水が止まらない…」そんな症状に悩まされた経験、誰しもあるのではないでしょうか?
つらい風邪をひきやすい方、特に女性は、免疫力を高めてウイルスに負けない体づくりが大切です。今回は、医学博士である吉野敏明先生のYouTube動画を参考に、風邪のメカニズムや効果的な対策方法をわかりやすく解説していきます。
咳の原因、実はアレルギーかも?
風邪かな?と思ったら、まずチェックしたいのがアレルギーです。特に、小麦粉にアレルギー反応を起こしやすい体質の方は、喘息や花粉症だけでなく、風邪のような症状(咳など)が出やすい傾向があります。心当たりのある方は、まず小麦粉を控える生活を始めてみましょう。
さらに、小麦粉を断っているのに咳が続く…という方は、甘いものが原因かもしれません。甘いものを摂取すると、気管の粘膜にある「線毛」という細胞の動きが鈍くなってしまうんです。線毛は、体内に侵入したウイルスや細菌、埃などを絡め取って体外に排出する大切な役割を担っています。この線毛の働きが弱ってしまうと、異物をうまく排出できず、咳が止まらなくなってしまうことも。
「喉の奥に何か詰まっているような感じがする…」こんな症状、経験ありませんか?これは「ヒステリー球」と呼ばれるもので、甘いものが原因の一つと考えられています。咳や喉の不快感にお悩みの方は、甘いものを控えることを意識してみましょう。
風邪と免疫力の関係
私たちの体には、ウイルスや細菌などの外敵から守る「免疫システム」が備わっています。免疫システムは、インターフェロンやIgD、IgMといった抗体、白血球、貪食細胞など、様々な成分が複雑に連携して働いています。
ウイルスが体内に侵入すると、まずインターフェロンが分泌され、初期段階でウイルスと戦います。その後、白血球の一種であるマクロファージや好中球がウイルスを食べて、その種類を特定。特定されたウイルスに対する抗体が作られ、ウイルスを攻撃・排除していきます。
この時、私たちの体温は上がります。発熱は、ウイルスが原因で起こるのではなく、免疫システムがウイルスと戦うために体温を上げている証拠なのです。体温が1℃上がると、白血球の機能は60~65%もアップすると言われています。
風邪をひいたらどうすればいいの?
風邪のひき始め、夕方に「なんだか体がだるい…」「熱っぽい…」と感じたら、消化の良いものを軽く食べて、早めに帰宅しましょう。そして、帰宅後は以下のステップで体を温めて、ゆっくり休むことが大切です。
消化の良いものを少量、よく噛んで食べる(お粥などがおすすめ)
高温のお風呂(43~44℃程度)に浸かって体を温める
水分をしっかり補給する
頭を冷やしながら、温かい布団で寝る
汗をかいたら着替え、水分補給を繰り返す
咳や痰、鼻水、下痢などの症状が出たら我慢せずに出す
風邪の症状がピークになるのは、一般的に夜から明け方にかけてと言われています。しっかりと体を休め、免疫力を高めることが、早期回復の鍵となります。
免疫力を下げる4毒に要注意!
吉野先生は、免疫力を低下させる原因として「4毒」を提唱しています。4毒とは、
小麦粉
植物油
乳製品
甘いもの
これらの食品は、過剰摂取すると腸内環境を悪化させ、免疫力の低下につながる可能性があります。風邪をひきやすい、体調を崩しやすいと感じている方は、これらの食品を控えることを意識してみましょう。
様々なウイルス感染と症状
風邪の症状は、原因となるウイルスによって様々です。代表的なウイルスと、それぞれの症状の特徴を以下にまとめました。
コロナウイルス: 咳、胸の苦しさなど、呼吸器系の症状
ノロウイルス: 下痢、腹痛など、消化器系の症状
アデノウイルス: 扁桃腺の腫れ、喉の痛みなど
インフルエンザウイルス: 高熱、全身倦怠感など
これらのウイルスは、空気感染や接触感染、飛沫感染など、様々な経路で感染します。日頃から手洗い・うがいを徹底し、感染予防に努めましょう。
まとめ
今回は、吉野敏明先生のYouTube動画を参考に、風邪のメカニズムや効果的な対策方法をご紹介しました。風邪は、ウイルスとの戦いで疲弊した体からのSOS。正しい知識を身につけて、免疫力を高める生活を心がけましょう。
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