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地方自治体を分割して「ゼロから新しい市町村をつくる」なら、人が集まってくるのでは

単なる思いつきをいろんな人に見せるためのメモ。

覚えていたエピソード:ハリケーンの被害後に、外からの移住者が増えつつある

ハリケーン・カトリーナの被害から約10年が経過した現在の人口は380,000人。被災前と比べて20%ほど減っていますが、外からの移住者が増えつつあるのが特徴です。被災後にニューオーリンズを離れ、経済的な要因で帰ってくることができない人が90,000人いましたが、一方で新しい住民が増加しています。

ハリケーンの被害から10年、”起業のまち”と呼ばれるようになったニューオーリンズ

被災地に移住者が増えたのが気になっていた。なぜだろう。ここは私の根拠のない思い込みで書くけど、「破壊後、ゼロから何かをつくる魅力」があったのではないか。

大局的にみると、市町村は減り続けているらしい

日本では1889年明治22年)の市制町村制施行以降、大局的にみれば市町村数は一貫して減少する傾向にあり、市町村合併の例が分割・分立の例に比べて圧倒的に多くなっている。

日本の市町村の廃置分合

人も減ってるし、効率的に運営しよう、みたいな発想か。

市町村分割の例もある

でも、昔だな。横須賀と逗子とかもそうか。

神奈川県三浦郡逗子町
1943年(昭和18年)に横須賀市へ編入、1950年(昭和25年)に分離。
1954年に市制を施行し逗子市に。

日本の市町村の廃置分合

思いつき:逆に自治体を分割して「立ち上げ住民募集!」とやったら人が集まりそう

例えばいま私がCIO補佐官として働いている北海道下川町。人口3000人ぐらいで、ほとんどは森林だ。

644.2k㎡ 東西20.6km、南北31.4km 東京23区(623.0 k㎡)と同程度 町の約9割が森で覆われています。

しもかわ観光協会
引用元:役場のプレゼン資料より

そこに「第二下川町」をつくる。

なんか面白そうって感じにならないか。

会社経営においては、子会社つくって、経営を任せるというやり方がある

大きな会社を分割して、それぞれが「会社を自分ごと化」しやすくする、という話とか。それと似たようなものだろう。

問題点はある

そりゃあるだろう!でも「移住促進」の施策として、この着想を基に「現実的な解」に落とし込めたら面白いなと思った。


今回は以上です!

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柴田史郎
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