年末の恒例行事?幼稚園の餅つき大会とは!
日本のお正月の風物詩の1つ、お餅。
幼稚園や保育園でも餅つき大会をするところが多いですよね?
今回はそんな餅つき大会についてまとめてみました!
餅つきの由来とは
せっかく幼稚園や保育園で餅つき大会をするのであれば、せっかくならその由来も教えてあげられた方が子どもたちにとっても勉強になりますよね!
大人も意外と知らない餅つきの由来をチェックしておきましょう。
稲は、昔から神聖なものだと考えられており、 崇められてきました。
その稲からとれるお米は、生命力を強めると言われており、米をついて固めたお餅は、その力が特に強いと考えられてきたのです。
そのため、祝い事や特別な日であるはれの日には、餅つきをするようになり、日本の行事文化のなかで重要視されているお正月に餅つきをすることが定着していきました。
いつ頃やるの?
(↑こちらの幼稚園では年明けに行われたようですね!)
お正月に向けた餅つきでは、縁起を担ぐことが多く、そのため、12月29日は避けることが多いです。29が“二重苦”になってしまうことや、9の数字が“苦持ち”となってしまうからです。
多くの保育園や幼稚園では、29日を避けた25~28日に行う場合や、年を開けてからお餅つき大会を行うところもあります。
餅つき大会のねらいはなに?
寒さに負けず、戸外で遊ぶきっかけづくり
この時期は、子どもたちにとって体調を崩しやすい時期です。そのため、強い身体づくりが必要となります。
ほとんどの園では、餅つき大会は戸外で行うことが多いです。
外で身体を動かし、さらに栄養があるお餅を食べることができるため、子どもたちの身体づくりにおいて、ピッタリの行事となります。
餅つき大会を通してさまざまな経験ができる
子どもたちが餅つき大会を経験することで、さまざまなことを学んでいくと考えられます。
<子どもたちが学ぶこと>
〇協調性
息を合わせて餅をついたりなど、協力してお餅を作ることで、子どもたちは協調性の大切さを学んでいきます。
〇伝統行事
餅つき大会を通して、楽しく日本の伝統行事を学ぶことができます。「お正月=お餅」といったイメージもつきやすいでしょう。
〇見て、触れて、感じる
餅つき大会で使用する石臼や杵は、現在の家庭では、なかなか見ることが出来ません。お餅つき大会は、石臼や杵の肌触りなどを、実際に見て、触れて、感じることで、物の重さや大きさを学ぶことができる貴重な経験となることでしょう。
〇お米について
普段食べているお米とは違う種類があることや、お米をつくことで、お餅ができるといったことを餅つき大会を通して、実際に学ぶことができます。
餅つき大会スタート!
餅つき大会当日。
石臼や杵などのセッティングしたら、餅つきスタート!
子どもが最初にやると石臼がさめてしまうので、まずは、保育士など大人が餅をつきましょう。子どもたちが、餅つきをやる際は、歌を歌いながらつかせてみましょう。
おすすめは、わらべうたの『お正月のもちつき』です。
杵はとっても重たいので、子どもたちが扱うときは注意が必要ですね!
出来上がったお餅は丸めてお家に持って帰ったり、きな粉をまぶしてみんなで食べることが多いようです。
定番行事の餅つき大会。様々な思い出も……
やはり子どもが餅をつまらせないかは心配ですよね😂
きっと保育士さんたちも目を光らせてくれているはずです!
こ、これは……少し恥ずかしい思い出……笑
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幼稚園の思い出をおさめたお子様の写真。
保護者の皆さまがインターネットから閲覧・購入可能。
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