どうせなら専門塾がいい
数学オリンピックに勝つための塾。
運動会徒競走で一番になるための塾。
ラーメン屋を開業するための塾。
塗装職人になるための塾。
目的を達成するために道は一つじゃないことを教えてくれるそんな塾が必要とされてきている。
とかく横並び社会のニッポン。
みんなが大学行くから行く。
いい大学行ったらいい会社に入れるから。
いい会社に入ったら幸せになれるから。
結婚して子供つくって家族を大事に…。
子供が巣立って夫婦二人きりになって、会話がなくなって、自分の居場所を見つけられなくて…ちょっとネガティブ過ぎか。
なんとなく横の人と同じことをしていたらこんなことに…でも不幸せとは限らないしそれはそれでいいのかも知れないが、もっと別の選択肢があってもいいと思う。
大学に行く意味はあるんだろうか?
ちなみに私は大学に行っていない。そんなお金もなかったし、強がって言うなら「早くに自分のお金が欲しかったから高卒で就職を選んだ」と。それは決して間違っていなかったが、もう少し厳密に当時を分析すると、世界の広さを分かってなかったから選択肢自体もかなり狭かったのは事実。もう少し早い時期に将来を見ていたらやり方があったかもしれない。
今専門塾なるものがある。
何かに特化した塾で、集中して目指す対象をクリアするための塾らしい。塾に限らず専門学校のような特化したスクールも出てきている。ラーメン屋になるためとか、塗装職人になるためのスクールとか。かつて(今もそうなのかな?)丁稚奉公みたいに見て学べとか言われたり職人になるためには修行をしないと…という固定概念があるが、専門塾系のスクールは違う!より合理的に短期間に技術を習得するために必要な知識と技術を教育していく。当然授業料はそれなりに高いが、10年かけて得る技術と知識を1か月(ちょっと極端?)で最低限スタートラインに立てるよう教育してくれる。四年通ったから卒業できる日本の大学とは違う…物凄く努力して技術と知識と自信を身に付けて技術者となるよう教育する。
自分の人生を満足できるためにやるべきこと。
それを成すために必要な塾…そんな塾が求められているような気がする。
夢を実現するための塾。
いろいろ考えられそうな気がするけどな。
大分府内町あたりにはあるのかな。
セレブと執事と羊飼いでやれるといいね。