#22 7月からの不調は私の取扱説明書
このnoteでは薬膳や中医学の学んだことをきっかけに自分の経験を記録しながらアウトプットの機会ととらえています。
さて、以前の投稿で何度か書いていますが、7月初旬に胃痛を感じたことをきっかけに7月から8月にかけて胃カメラ、エコー、CT、MRIと立て続けに検査をうけました。その検査の結果、胃に不調は無いものの腎臓や肺に水の塊が発見されました。幸い腎臓や肺に異常はありませんでした。
続いて9月には突然、右腰にシクシク、チクチクと痛みを感じて、寝返りが出来ない、咳やクシャミで痛みが出たため、レントゲン検査をうけました。これも幸い骨には異常はありませんでした。
さらに10月上旬から視力低下を感じ、頭痛や目の疲れを感じるために眼科で視力検査など多数の検査を受けました。なんと結果は緑内障予備軍とのことでした。眼圧や視野の範囲に大きな異常は無いようですが、レントゲン結果等からそのように診断され、定期検査が必要なようです。
このように夏からの不調を書き出すとそれぞれの不調は体の個別の部位で発生していますが、中医学的な視点から見るとこれらの不調の原因は繋がっているように思えてなりません。
薬膳を教えていただく先生にそれぞれの不調を相談していますが、胃の不調は夏の時期の湿熱の発生による肝熱、心熱が主要因であったこと。
腰痛は猛暑による大量の発汗による筋肉の潤い不足のによる痛みであり、それは気血津液不足が大きく影響していること、更に気温は高いものの秋の乾燥も影響していたこともあり、補血活血を治療の中心にしました。
緑内障はこれから詳しく相談していきますが、加齢や遺伝性もありますが
肝腎陰虚や血虚、痰飲などもその要因になりやすいとの事です。これらの不調は私の中では急に発生した事ではないのではないかと思います。
夏の暑さや秋の乾燥は熱邪、燥邪という外因ですが、それが私の弱点である肝や脾の弱さにいじわるをしたのではないか、今年で還暦を迎えており、やはり腎の機能が弱ってきたことど、全てが私が持つ不調の原因が関わっているという推論が出来上がりました。まさにこれらは私にとっての夏バテの総括であったのではないかと思えてなりません。薬膳の先生からは楽しい人体実験と言われています。今回はこのあたりで終えて、これらを私の取扱説明書としてもう少し整理していきたいと思います。
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