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摂食障害「かもしれない」話。

摂食障害「かもしれない」。
診断を下されたわけでもなく、あくまでもその可能性があるだけの、宙ぶらりんな状態。
そう最初に思ったのはいつだったか、もう分らなくなってしまった。

ただ綺麗な体型で水着を着たいという理由で始めたダイエット。
当初は今ほどエスカレートするとは、思いもしなかった。

パンが怖い、お米が怖い、揚げ物が怖い、麺類が怖い、カボチャやイモ類が怖い…
日が経つにつれ、食べられないものが増えていった。
私が食べることを恐れているものはどれも、糖質、脂質を含むもの。
そして、SNSでダイエット中には”悪”として、食べては「いけない」ものとして扱われるものばかり。

最初は綺麗になるために、自分磨きの一環で自分のために始めたはずのダイエット。
今となっては何のためにやっているのか、誰のためにやっているのかさえも分からない。
自分を追い込んで追い込んで苦しめて、これが自分のためだなんて思えない。
BMIの数値を見れば「痩せ」に分類されるはずなのに、自分の身体はまだ太っているような気がして醜い。

醜い自分を誰かに認めてもらいたくて、ずっと藻掻いて「痩せ」に執着してる。
一体いつになればここから抜け出せるのかな。

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