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「オフィス契約」という一大イベントを、安心して任せられる担当者でありたい。日々大切にしているのは、感謝の気持ちと細やかな気配り

「47(よんなな)グループにはどんな人がいるの?」という疑問にお答えするべく、今回は47株式会社で契約管理をつとめる渡邊さんのインタビューをお届けします。

<プロフィール>
渡邊 理央(わたなべ りお)
東京都出身。2022年、47株式会社に中途入社。前職では不動産会社で賃貸営業や物件管理、中古マンションのリノベーション、アパート用地の仕入れなどを経験。現在はオフィス仲介事業の契約管理担当として従事している。

長く不動産業に従事してきたからこそ分かる、47と他社との違い。若いメンバーが活躍する環境に惹かれて

── はじめに、渡邊さんのこれまでのキャリアについて教えてください!

第二新卒として就職したのが不動産会社で、以来10年以上不動産業に従事しています。前職では賃貸営業や物件管理、中古マンションのリノベーション、アパート用地の仕入れなど、様々な業務に携わってきました。

2022年頃、前職での部署異動に伴って出張が急増し、心身ともに限界を感じてしまったため、転職を決意。宅地建物取引士の資格を活かした仕事がしたかったので、転職エージェントの担当者さんから不動産業の会社をいくつか紹介していただきました。その中で47に惹かれて入社し、現在に至ります。

── ずばり、入社の決め手は何でしたか?

総合的な判断ではありましたが、一番の決め手は会社の雰囲気の良さです。選考を受ける前に、47のホームページや社員インタビューを隅々まで読んだのですが、現場の声にしっかりフォーカスが当たっていて最初から好印象でした。

長く不動産業に従事してきたからこそ分かるのですが、自社のことをオープンに発信してる会社って、実は少ないんですよね。転職エージェントの担当者さんも、「47さんはオススメです」と自信を持って紹介してくれたので、安心して選考に臨むことができました。

また、前職までは40代・50代の同僚が多かったので、若いメンバーが活躍する環境に身を置いてみたい、という気持ちもありました。面接の際にオフィスで働いている皆さんの様子を間近で見て、ぜひここで働きたいと思ったので、47への入社を決めました。

お客さまにとってオフィス契約は、数年に一度の一大イベント。けっして流れ作業にせず、一つひとつ真剣に向き合う

── 渡邊さんは、オフィス仲介の契約業務に携わっていますよね。普段どんな仕事をされているのでしょうか?

契約管理部の中でも人によって業務が少し異なるのですが、僕は仲介コンサルタント(営業)から案件を引き継ぎ、契約締結までの後工程を担当しています。具体的には、借主である法人のお客さまや、貸主であるビルオーナーさま・管理会社さまとやりとりし、契約内容の調整から重要事項説明の実施、契約書類の捺印・回収などを行っています。

他社だと営業担当が自分で契約まで行うことも珍しくないのですが、47では分業制を採用しているのが良い点だと思います。というのも、営業だけで契約まで完結してしまうとダブルチェックが行われず、思わぬ見落としからトラブルに発展したり、他の案件にも十分に手が回らなくなったりするからです。

── 特に不動産の契約業務は専門知識も必要ですし、担当者を厳選した方がサービスの質も担保できますよね。

そうですね。不動産の契約周りは、どうしても知識や経験が物を言う業務ではあります。それに、借主・貸主の立場になってみると、契約時に安心して任せられるかどうかは非常に重要だと思うんです。

ちなみに僕は、前職で賃貸営業を担当していた頃、自分で重説も行っていました。だからこそ、案件を一人で完結させてしまう危うさも理解していますし、47に入社して分業制の良さを実感しています。

逆に、途中で案件をバトンタッチするからこそ、契約管理と営業の連携は必要不可欠ですし、各方面への細やかな気配りが重要になってきます。万が一、借主・貸主に「営業担当は良かったけど契約担当は微妙だった…」と思わせてしまったら、満足度が下がってしまい本末転倒ですからね。

── 日々の業務で、意識していることはありますか?

僕たち不動産屋にとっては数ある契約の中の一つでも、お客さまにとってオフィスの契約は数年に一度しかない一大イベントであることを、常に忘れないように心がけています。というのも、通常オフィスの契約というのは多くても2~3年に一度で、中には十数年ぶりにオフィス移転する、といったお客さまもいらっしゃるからです。

契約管理部のメンバーは、一人あたり月10~15件、多いと20件ほどの案件を担当しているので、意識しないとつい流れ作業になってしまいがちです。だからこそ、すべてのオフィス契約にストーリーがあり、お客さまの事業成長や組織拡大を左右するターニングポイントであることを自覚しながら、日々の業務にあたっています。

また、お客さまの移転担当者は社長や総務であることが多く、通常業務があって忙しい中、貴重な時間を割いて物件を内見したり、契約に必要な書類を集めたりしてくださっています。そこに対して感謝の気持ちを忘れず、不安を解消しながら一緒に伴走できる担当者でありたいと、常々思っています。

契約管理は、まさに縁の下の力持ち。自分の利益ではなく、相手の利益を一番に考える

── 渡邊さんが考える、成果を出すための秘訣は何でしょうか?

オフィス仲介業という性質上、借主と貸主の間に入って調整を行う立場として、いかに双方の期待値をコントロールできるか、が鍵になってくると思います。ここが契約管理という業務の難しさであり、やりがいでもありますね。

いつ、どの情報を、どうやって伝達したらベストなのか。ただの伝言ゲームにならないよう、どう噛み砕いて説明するか。常に様々なことを考えながら契約まで進めていく必要があります。

世間では「仲介=御用聞き」と勘違いされることが多いのですが、けっしてそうではありません。僕たちも不動産のプロとして、時には毅然とした態度で「NO」を伝える場面もあります。もちろん、トラブルが起こりそうな気配があったら未然に防がなければなりませんからね。

借主・貸主の希望を汲みつつ、自分の軸をしっかり持って主体的に動き、全員が納得できる契約条件に着地させるコントロール力が、成果を出すためには必要不可欠だと思います。

── 契約管理に向いているのは、どんな人だと思いますか?

一つは、先を読む力がある人です。契約管理は社内外の様々な人と関わるので、相手が何を考えているかや次に何が起こるか想像し、いま自分がすべきことは何かを考えて行動に移すスキルが業務上必要になってきます。そのためにも、日頃から関係者と深くコミュニケーションをとり、良い関係を築いておくことが重要ですね。

もう一つは、自分の利益ではなく相手の利益を求めて動ける人です。契約管理は、借主・貸主に「良い契約ができた」と思ってもらえるよう、常に相手の立場に立ってベストを尽くすことを常に心がける必要があります。さらに、営業と二人三脚で売上目標を一緒に追っていくんだ、という強い気概も必要ですね。縁の下の力持ちとして誰かの利益を喜べる人は、きっと契約管理に向いていると思います。

── 最後に、渡邊さんの今後の目標を教えてください!

今後、契約管理部の人員を拡大したり、業務の幅をさらに広げていくためにも、組織力の向上に力を入れていきたいと思います。メンバー個々のスキルを伸ばすだけではなく、チームで知見をストックしていくことで、どんな状況にも対応できる強靭な部署になれるからです。

また、縁の下の力持ちである契約管理部が安定していることで、仲介事業だけでなく47グループ全体で新たなチャレンジがしやすくなると思います。自分一人ではできないことも、組織でなら実現できる。それこそが会社で働くメリットだと僕は思っているんです。「これやってみたい」「あんなことできたらいいな」と、未来に向けてポジティブな動きを増やしていきたいですね。


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