【社内セミナー】産業医の先生に「パフォーマンスを最大化させる眠り方」を教えてもらいました
お疲れさまです、労務の熊野です。
47では、従業員の皆さんにとって働きやすい環境をつくるためにも、健康面でのサポートが不可欠だと考えています。そこで今回、47の産業医・岡部先生にご協力いただき、オンラインで社内セミナーを実施しました。
第1回のテーマは「パフォーマンスを最大化させる眠り方」です。ランチタイムにも関わらず沢山の方にご参加いただき、ありがとうございました🙇♀️ 参加できなかった方のために、簡単なレポートをまとめましたので、ぜひご覧ください!
産業医の岡部先生
😴 そもそも、睡眠と仕事にはどんな関係があるの?
イギリスでのある研究によると、睡眠時間を十分にとっている人の60%が目標を達成したのに対し、睡眠時間が7時間以下の人で目標を達成できたのは44%しかいませんでした。
つまり、睡眠をしっかり取ることが仕事での目標達成に繋がる、という研究結果が出ているのだそうです!
47メンバーは、全員がワークプレイスのプロフェッショナルであり、働くことに対しても常に全力。日々高いパフォーマンスを発揮するためにも、睡眠から生活習慣を整えていくことが重要です。
😴 1日何時間睡眠がベスト?
ここで、先生から参加メンバーにクイズが。
皆さんの回答はかなりバラバラでしたが、、、正解は「D.人それぞれ」。実は、日中に眠気を感じたりしなければ、十分に睡眠が取れているのだそうです。
アメリカの調査によれば、一番死亡リスクが低かったのは7時間睡眠ですが、他の要因が関係している可能性もあるので、一概には言えないとのこと。
とは言え、睡眠時間は短すぎても長すぎても身体に悪く、先生によれば「特に5時間未満の人は、生活習慣病のリスクが相当ヤバい」そうです。社内でも1,2を争う(?)ショートスリーパーが危機感を感じていました💣 笑
😴 睡眠の質を落とす、意外な落とし穴
睡眠時間はもちろんですが、それ以上に重要なのは睡眠の質。なかなか寝付けなかったり、途中で起きてしまったりすると、たとえ十分な睡眠時間を確保していたとしても身体に良くないのだそうです。
先生いわく、睡眠の質を落としてしまう意外なNG行動は、帰りの電車で寝ること!皆さんもついついやってしまっていませんか?
睡眠というのはバネのようなもので、連続で起きている時間が長ければ長いほど、眠るための力(睡眠圧力)も増して、深い眠りにつくことができます。夜の睡眠の質を高めるためにも、夕方以降はできるだけ仮眠を取らないようにするのがオススメなのだそうです。
😴 毎日の「入眠儀式」と睡眠環境向上で、質の高い眠りを
では、どうやって睡眠の質を高めるのか?それは、寝る前や就寝中の刺激を極力減らすことです。
まず、寝る前には身体をリラックス状態にして、副交感神経を優位にしてあげることが大切。スマホを見たり、タバコを吸ったりするのは控えましょう。なかなか寝付けない人は、入眠儀式を毎日のルーティーンにするのが効果的だそうです💡
そして、就寝中は睡眠を妨害する要素を排除することが大切です。途中で起きてしまいがちな人は、下記を参考にぜひ試してみてください!
😴 在宅勤務や時差出勤が増えた今こそ、意識したいこと
再び、先生から参加メンバーにクイズです。
「二度寝しない」「朝日を浴びる」などなど、色々な意見が出ていましたが、残念ながら全員不正解。答えは、「毎朝同じ時間に起きる」こと!
「平日は寝不足だけど、休日に寝溜めしているからOK」と思っている方は要注意。睡眠時間や起床時間を一定にしないと、リズムが崩れて睡眠負債が溜まり、寝付きが悪くなるなどの悪循環が起こってしまうんです…😨
在宅勤務や、フレックス・時差出勤などを取り入れている影響で、普段より遅く起きるようになったり、ついつい夜ふかしをしてしまう方も多いはず。健康面ではあまり良くないようなので、ぜひ意識してみてください!
そして、最後は質疑応答コーナー。
「ソフトバンク社長の孫さんは3時間睡眠と聞いたのですが、ショートスリーパーでも大丈夫な人もいるんですか?」
「毎日二度寝してしまうんですが、良くないですか?」
「眠れないけどどうしても寝たい時、どうすればいいですか?」といった質問が挙がっていました。
睡眠ってすべての人に関わる事柄なのに、普段あまり意識していなかったり、知らないことも多いですよね。先生のお話を聞いて、私自身も勉強になることが多かったです!
産業医・岡部先生のレクチャーは、近日中に第2回・第3回も企画しています。普段気になっていることを気軽に聞けるチャンスでもあるので、気になるテーマがあれば、ぜひぜひ参加してみてください🙋♀️