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本気で仕事に向き合うからこそ、得られる成長がある。新卒配属第一号として、荒波に揉まれながら全力で走り続けた3年間

「47(よんなな)グループにはどんな人がいるの?」という疑問にお答えするべく、今回は47内装株式会社でオフィス内装コンサルタントをつとめる出石さんのインタビューをお届けします。

<プロフィール>
出石 萌絵佳(でいし もえか)
東京都出身。2021年、47ホールディングス株式会社に新卒入社。47内装株式会社に配属後、オフィス内装コンサルタントとして従事している。

目指していたのは、仕事に没頭できる社会人。生き生きと働く社員の姿に惹かれ、47に新卒入社

── 出石さんが47に新卒入社した経緯を教えてください!

就活当時、私は3つの軸で企業選びをしていました。1つ目は、チームで働けること。2つ目は、自分の興味が持てる業界であること。3つ目は、若い頃から裁量を持って働ける環境であることです。まずは業界を内装・飲料・化粧品だけに絞り、大手からベンチャー・スタートアップまで幅広く選考を受けました。もともと企業規模にはこだわっていませんでしたが、選考を受けていく中で3つ目の軸である「若い頃から裁量を持って働ける環境」は大手だと得難いと感じ、次第にベンチャーを志望するようになりました。

47に出会って選考を受けてからは、内装業界に興味があったことに加え、ベンチャーらしい社風も相まって志望度が高まっていました。最終的に47への入社を決めたのは、生き生きと働いている社員の方々を見て「ここで働きたい」と強く思ったからです。また、私が就活をしていた2020年はコロナ禍真っ只中で、大半の選考がオンラインだったのですが、47は最終選考の前にオフィスに招待してくれました。人事の方から「会社の雰囲気を見てじっくり考えてね」と言っていただき、とても安心できました。学生一人ひとりに向き合ってくれる姿勢を見て、誠実さを感じることができたのも大きかったです。

── 就活の軸も企業選びのポイントも明確だったんですね。学生の頃から「働く」ことを意欲的に捉えていたのが伝わってきます。

そうですね。改めて振り返ると、大学時代は勉強もバイトもサークルも全力でやりきった自負があったので、そのまま燃え尽きてしまうのは嫌で。なあなあで仕事するのではなく、ちゃんと仕事に没頭できる社会人になりたい、と思っていました。漠然としたイメージですが、とにかく「仕事ができる大人」「仕事を楽しんでいる大人」になりたかったんです。

面接でお会いする47の方々が、仕事に対して情熱を持っているのがとても素敵だなと思いましたし、自分もその一員になりたいと素直に思えたので、迷わず入社を決めました。

── 出石さんは当初から内装事業部への配属を希望していたんですよね?

はい。ただ、総合職採用ということで面接時から「入社後すぐ希望部署に配属されるかどうかは分からない」と言われていました。また、当時は先輩方のキャリアを見ても一度仲介事業部を経験してから内装事業部へ異動された方がほとんどだったので、自分もまずは仲介事業部に配属されるのだろうと思っていました。

入社後の新卒研修で様々な事業部を見て回った後、配属面談でまさかの内装事業部配属と聞いてびっくりしました。というのも、当時の内装事業部はまだ少人数で、新卒がすぐに配属された実績がなかったんです。私が第一号になるとは、夢にも思っていませんでした(笑)。

泥臭さもまた仕事の醍醐味。学生時代から考え方も変わり、社会人ならではの対応力が身についた

── 新卒配属第一号ということで、当時を振り返るといかがですか?

今でこそ研修体制が整っていますが、当時は教える側も教わる側も手探り状態だったと思います。また、私の場合は同期が全員他部署に配属されたので、一人で悩んでしまうこともありました。でも、そこで折れずに食らいついてこれたのは、もともと負けず嫌いな性格だからかもしれません。

むしろ、多忙な中で初の新卒を受け入れてくれた当時の先輩方には、とても感謝しています。皆さん既存業務だけで精一杯なのに、右も左も分からない社会人1年目の私に色々とアドバイスしてくださり、本当に恵まれた環境でした。いい意味で荒波に揉まれたからこそ、今の自分があると思っています。

── 内装コンサルタント(営業)の仕事について、出石さんはどんなやりがいを感じていますか?

オフィス内装は完成物こそ華やかですが、そこに関わるPMの仕事は常に水面下で、泥臭いことばかりです。プロジェクト全体を管理し、沢山の関係者とチームで動いていく分、大変なことも沢山あります。そして、期間も数ヶ月から1年2年かかるものまであります。ただ、それらをすべて乗り越え、無事に工事が完了したときの達成感はひとしおです。そして何より、お客さまに喜んでいただけることが自分の糧になっています。

内装業界の特性上、イレギュラーが発生するのが日常茶飯事ですが、その中で自分がプロジェクトの舵取りとして道筋を立て、一つひとつ物事を解決していく過程も楽しいです。何事も最初から完璧に進めるというよりは、都度発生する事象に対して柔軟に対応し、ゴールまでチーム全員で走り切るという意識を持って日々業務に取り組んでいます。

── 新卒入社後の数年間で、どんな部分が成長したと感じますか?

完璧主義の呪縛から解放されたと思います。学生の頃は決まった正解を導き出すことや失敗しないことを考えがちでしたが、社会人になってからは完璧を追い求めるのは無理だという事実を早々に突きつけられました。むしろ、自分一人では解決できない課題に対して、周囲をどう巻き込んで一緒に乗り越えていくか、を考えるようになりました。諦めたり妥協するという意味ではなく、臨機応変に動く力が身に着いた、という感覚です。

もともと失敗が嫌いで、上手くいかないと人一倍引きずってしまう性格ではあるのですが、必要以上に心をえぐられないために、気持ちの切り替えも必要だと考えられるようになりました。仕事を通じて自ずとメンタルが強くなっていってる気がします(笑)。

また、新卒1年目の頃から見守ってくださっている先輩は、私の成長ポイントとして「失敗の原因を深く追求し、繰り返さないための仮説を立てて実行する力」と「できない理由を並べるのではなく、どうしたら解決できるかを考える力」の2つを挙げてくださいました。自分では自身の成長に気付けない部分もあるので、今後も面談等でフィードバックをいただきつつ、強みを伸ばしていけるよう頑張りたいと思っています。

PMとして大切なのは、常に“お客さま第一”であること。自身のスキルをさらに伸ばしつつ、チームで成長していきたい

── 内装コンサルタントとして大切にしていることや、日々心がけていることはありますか?

まずは自責で考える、ということです。沢山の人を巻き込みプロジェクトを進めている中で、自分の手が届かない範囲でミスが起こった際、「◯◯さんが悪い」と他責にするのは簡単ですが、PMとしてエラーを防げなかった自分にも非がある、とまず自責で考えることが大切です。もちろん、立場上誰かのミスを指摘しなければならない場面は多々ありますし、それも大切な仕事の一つではありますが、「自分にできることはなかったのか?」とまずは自分自身に問いてみるようにしています。そして、反省を踏まえて次に活かす方法を考えたら、引きずり過ぎずに潔く気持ちを切り替えることも大切ですね。

また、「お客さまのために」という軸をブレさせないことも大切にしています。社内外の様々な方とプロジェクトを進めていく中で、困難にぶつかったり、反対意見が出てくることが多々あるのですが、その際に言いなりになったり流されすぎないことは結構大切です。内装コンサルタントはお客さまの要望を叶えることを第一に考え、PMとして各所の調整をしていく役割です。そのPMの軸がブレていたらプロジェクトはまとまらないし、全員の“まとめ役”として信頼してもらえないからです。

こういう話をすると「出石さんは強い人なんだな」と思われがちですが、あくまで仕事をしていく中で培った考え方であって、元からこういうタイプだった訳ではないんです(笑)。多少の向き不向きはあれど、与えられた役割の中で人は成長していくし、伸びしろも無限だと思います。ただ、自分なりに本気で仕事に向き合ってきたからこそ、得られた成長であることは確かです。どんな仕事も楽しいことばかりではありませんし、必ず困難にぶつかると思いますが、前向きでさえいればきっと乗り越えられると思います。

── 最後に、出石さんの今後の目標を教えてください!

やっと内装コンサルタントとして自走できるようになり、ありがたいことに47グループ全社のMVPとして表彰いただいたりもしたのですが、自分自身ではまだ半人前だと思っていて。内装業界では「一人前のPMになるまで最低5年はかかる」と言われているんです。まだ担当したことのない大規模案件やハイグレードビルにも挑戦したいですし、もっと沢山のお客さまに満足いただけるようなコンサルタントを目指していきたいです。

また、チームを持つようになったことで見える景色も大きく変わりました。いままで私が先輩方に育ててもらったように、これからは微力ながら私がメンバーの成長をフォローできたらと思っています。内装事業部の新卒配属第一号としての自負もありますし、「出石さんのような社会人になりたい」とメンバーに思ってもらえるような存在でありたいとも思います。新卒入社だからこそ共感できる悩みや、アドバイスできることもあると思うので、ぜひ気軽に相談してほしいです。

いま、内装事業部は私が入社した頃から数倍に人が増え、組織として急激に大きくなっています。まずは個々が自走できるようにスキルを高めつつ、縦横ともに繋がりを強めてお互いを高め合っていける組織になったらいいなと思いますし、そんな組織づくりを自分事として捉え、積極的に携わっていきたいです。


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