自己紹介

 生まれ育ったのは見渡す限り田んぼに囲まれた、お世辞にも栄えているとは言えないほど田舎の一軒家。学生の溜まり場は廃れたショッピングセンターだし、朝はコンビニにたむろするヤンキーや農作業するじじばばを横目に登校して、外車を見掛けたらラッキーだと心を躍らせるほどの、本当に何も無いド田舎。

 学力は可もなく不可もなく、毎日友人と昨夜観たTV番組や下世話な他人の恋話に花を咲かせる日々。都会に憧れを抱くものの、飛び出す勇気もなく「私は鳥籠の中の鳥だわ。。」なんて、黒歴史さながらのポエムを脳内でエンドレス再生させながら、やはり変わり映えのない毎日を過ごす。

 …そんな、はろいんです。

 大学を卒業して初めての一人暮らしは挫折と絶望に満ち溢れ、数年で仕事を辞めてから泣きながら実家に戻るも、今度は結婚のため再び数年で実家を出て嫁いでいくという落ち着きの無さ。結局のところ県外に出ようと試みるも海を渡るほどの勇気はなく、産まれてから現在に至るまで旅行以外で九州という大陸の中から出た事もないくせに「よっしゃー!県外で暮らすぞー!」みたいな、スケールの小さい生き方に満足しております。

 これから今の職業に至った経緯や、その中で出逢った(かなり濃くてクセのある)人々、そして夫や子どもたちについても話していけたらなと思います。

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