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Road to 音大⑬音楽学校体験5日目~ベース革命

前回のあらすじ
「作曲や作詞を仕事にしていこうよ」という出会いにより音大に行く必要性が薄れて音大への道はとん挫寸前

音楽学校体験5日目。残すところあと2日。

この日も13~21時まで
①バンド実践
②ベース&ドラム基本
③ベース&ドラム応用
④ベース応用
⑤バンド実践
⑥ジャズ実践
座学一切なし!休憩30分のみでひたすらベース演奏のベースDAY。

とはいえ①と⑤は連続ものの授業だったのでぼくの出番はほぼ無かった。
こんな感じで進めていくんだなー、⑤で椎名林檎の曲弾けて楽しかった、くらい。

②③はドラムと合わせながらベースを弾く授業でなかなか面白かった。

ピッキング革命

QUEENの名曲「Another One Bites a Dust」のリフを弾きながら、
順番に先生から個別指導を受けた。

そこでわかったのは、誰からも教わらずに独学で弾き続けたぼくのベースプレイ、特にどの音を人差し指で弾いてどの音を中指で弾くのか、の右手のピッキングは独自のルールでがんじがらめになっていた。

ぼくは常に表拍は人差し指、裏拍は中指で弾いていた

自ら課したそのルールに拘るせいで、もっと弾きやすい方法があるのに遠回りしていたり音量がうまく定まらなかった。

「どっちの指で弾くかって決まってないんですか?」
素朴な疑問をぶつけてみたところ、プロとして活躍している先生はまったくそんなルールに囚われず弾きやすさ重視で自由に弾いていた。

これはぼくにとっては革命的な発見であり、
長年沁みついたクセから脱却する苦しみへのスタートだった。

やっぱり動画や譜面だけ見ていてもダメで、自分の弾き方を見てもらってアドバイスをしてもらう効果は高いな、と改めて思った。

これだけで体験入学した価値はあった。
10年後に気づかなくてよかったー

ジャズベース

疲れ切って参加した⑥ジャズ実践では、思っていたよりも本格的なジャズでビビった。
「君、パートは何?」
「ベースです。」
「じゃあ早く支度して!」
と厳しさを感じながらも、「こういうのできる?」とジャズ初心者のぼくに気を遣ってもらいながら、途中ベースソロにも挑戦させてもらった。

バッキングはそれっぽくできたが、ベースソロは散々な出来だった。
「ぜひまた来てよ!」そう言われてうれしかった。

ジャズもいいなー。できるようになったらかっこいい。
うん、入学するならジャズベース科もいいんじゃないかな。

次はもっとソロも弾けるようになりたい。

ジャズ参加者のみんなが持ってたこの本を買ってみた。


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