個展の壁打ち(ヤドカリさん関連)
個展の絵、3つのグループの予定です。そのうちひとつは、生き物たちの成長がテーマです。それをあの船が見守り、時には助ける・・・そんな感じの作品群です。
こちらのグループについては、1種類の生き物につき1点の絵を描きたいと思っています。全部で12点。支持体の大きさはだいたい3段階です。
それぞれの生き物の生態をちゃんと調べて描こうとしているのですが、調べ物にけっこう時間がかかっています。
ヤドカリさんを描きたくて、色々調べました。とても感動しました。そして、描きました。
当初は、ヤドカリさんのお家の変遷を3段階で描く予定でした。しかし、思わぬ展開に。初めてのお家を手に入れる前に捕食者との色々やそのほかの障壁などもあるのでしょうけれど、そこは描きませんでした。今回の個展は、捕食者も被食者も仲良く一堂に会します。同じ絵の中には登場しないでしょうけれど、同じ空間に居ることになりそうです。
これは、同時開催の企画展と関係があります。生き物関連の立体の企画展です。例えば、ヒツジさんとオオカミさんの作品がそれぞれ別の作家によって出展されていた場合、私の絵の中でヒツジさんがオオカミさんに襲われる場面を描いたらなんだか悲しいことになる気がするのです。だから、そういうのは止すことにしました。この辺りは、ギャラリー様と話し合って決めたわけではないのですが、なんとなく、自主規制。
ヤドカリさんの他に、こんなのもあります。
1週間でどれくらい描けるかチャレンジ中ですが、現時点で9点。3月に描いた分も合わせると、もうちょっとあります。今はとにかく描きたいものを描いて、最終的に3つのグループを組み立てる予定です。
1週間で、と思っていましたが、5月中に変更し、6月からはいよいよ本番環境での制作に入っていけたらと思っています。
ありがとうございます。それでは、また。