【かえるのうた】白黒の白のほうあるいは黒
母が越してきて、1週間ほど経ちました。
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1日1日がとても濃いです。連日投稿しようと思ったのに、できていません・・・。その後、お月様は着実に美味しいものを食べ、ふっくらしてきたようです。気づいたら、もう満月。
いろいろあり、決して楽ではありませんが、良かったと思えることもあります。今日はそれらを列挙して、辛くなったら読み返すことにします。
それからこの記事に書いたことは、今後そうではなくなり、あの頃は良かったと思う時が人生で初めて来る(私は、過去に戻りたいと思ったことがありません)のかもしれませんが、それはある意味幸せなことなのかもしれません。あるいは来ないかもしれませんが、それはそれでラッキーかもしれません。
色々な方々が様々な形で助けてくださる
母が私と暮らすようになるまでに、様々な準備が必要でした。それを母ひとりでこなすのは難しすぎました。しかし、たくさんの方々が、様々な形で助けてくださり、無事、同居がスタートしました。その後も、様々な形で助けていただいています。ありがとうございます。
様々とか色々とか、具体性がありませんが、おいおい言葉にしていけたらと思います。今はただただ、ありがとうございます。
伯母が元気になった
母はこれまで諸事情により父方の伯母の世話をしていました。母の引越に際し、伯母は老人福祉施設でお世話になることになりました。伯母は車いすでしたが、今は杖で歩けるようになったそうです。現地で優しくしていただいているのだと思います。ひょっとしたら、気の合う友達ができたのかもしれません。ありがとうございます。
母が元気
母は、玄関や冷蔵庫のドアの開け方がわからなかったり、ひとりで外出できなかったり、歩くのが少し大変そうだったり、会話が噛み合わなかったり(これは、元々です!)しますが、わりと元気です。
夜中に勝手に玄関のドアを開けてふらりと出かけたりはしません。階段の上り下りもできますし、愚痴も言えます。ガスコンロの扱いに最初は戸惑っている様子でしたが、食事も作ってくれます。特に、食事を作るのをとても楽しんでいるようです。それから、買い出しも。個性豊かなスーパーがいくつもあり、町に活気があるとのことでした。いろんなところに旅行に行きたいそうです(行きたい場所の無い私と対照的です)。人生で久しぶりにぐっすり眠れたそうです。思い切って引っ越して良かったと本人は思っているようです。心身ともに元気なのは、ありがたいことです。
弟が近くなった
母が弟に会いやすくなったということで、会えるのを楽しみにしています。これも、母が元気な理由のひとつかもしれません。
母が近所の風景を気に入っている
うちは、かなり辺鄙です。例えば、スーパーには徒歩や自転車で行くのは難しいです。正直、ちょっと不便です。田んぼが広がっています。かといって星はさほど綺麗ではありませんが、月が綺麗です。
母は、引っ越して来た日、近所の風景が幼少期過ごした場所のそれと似ていると言いました。懐かしい感じがするそうです。何度もそう言います。わりと気に入っているようです。住居についても気に入っているようで、ありがたいことです。
静かな住環境
母が以前居たところは、近所に国道があり、大きな音をたてて車やバイクが通るので、落ち着きませんでした。私も、あまり好きになれませんでした。今の場所は、静かだと母は言います。隣の人がうるさい件は気にならないのかなと私は思うのですが、愚痴愚痴大魔王の母が言わないのですから、気にならないのでしょう。というか、母も充分音をたてまくっているので、お互い様だと思っているのかもしれません。カエルの大合唱も気に入っているようです。私もこれは嫌いじゃないほうです。
それから、母が以前居たところは、近所付き合いが大変でした。そのうるささからも解放され、ほっとしているようです(少し前まで住んでいた場所の愚痴は言っていますが)。
アイテムたちの輝きが増した
母とともに、大量のアイテムたちも引っ越してきました。どうにか全員入ったのもラッキーなことでした。母によれば、アイテムたちはこれまで元気が無さそうでしたが、色つやが良くなったそうです。梱包を解くたびにそんなことを言っています。不思議なことです。母の心の状態が映し出されているのかもしれないと思ったりもします。
母の体験が異世界転生級
実際、異世界転生をしたことは無いのでわかりませんが、それくらいの変わりようなのではないかと私は想像しています。イエに囚われていた母が、思い切って行動をおこし、人生を変えました。後期高齢者になってから、残りの人生をより良いものにするために住み慣れた土地を離れるのはとても勇気が要ると思います。「ゼロからの出発」と母はよく言います。同じ日本なのに、全然違う世界に来たようで、見るもの聞くもの珍しそうにしています。
母の愚痴が減った
かつて私は帰省すると愚痴をずっときく役でした。イエの守り人、ヨメとしての愚痴です。これは、かなり大変でした。だからこそ、遠いところで暮らし、あまり帰省しないようにしていたのですが・・・。母にとっては私の話はどうでもいいようで、とても寂しかった記憶があります。
母は、今でも愚痴をこばしますが、量がずいぶん減りました。内容も変わったようです。楽しい話もし、笑顔も増えた気がします。相変わらず自分の話が多いのですが。元気におしゃべりができることは有難いことです。
謎解きが進む
先日画像だけ先に公開したこちら(相変わらずほぼ本文はありません)
も関係ありますが、人生の謎解きが進んでいる気がします。同居しなかったらできなかったと思います。
いろいろ書きたいことと描きたいことがありますが、なかなかできずもどかしいです。今日、ちょっとだけできて嬉しいです。
そして、みんフォト!
今回の絵は、闇の中に光を見出しているところを描きました。ブラシは「アクリルJP」です。今日はなぜかAdobeFrescoのブラシたちがかなりグレーアウトしているので、生き残りの「Jクリエイター」からピンと来たのを選びました。
ありがとうございます。それでは、また。