【川崎ランチ結果報告】THE BIFTEKI ビフテキセットM(約180g)
こんにちは、アシタカ改め、ガラスの40代です。
サラリーマンを引退した私は今秋、ヒルメシクエストの勇者(見習い)に転身し、うまい昼メシ探しの旅に出ております。
そして今回、2023年10月に川崎駅より徒歩5分の場所にオープンしたお店「THE BIFTEKI」とのたたかいに挑みました。
もともと元気寿司という回転寿司屋の跡地、商店街の最果てにあるこのお店の様子に変化があったのは8月頃でしょうか。
店頭に10月「THE BIFTEKI」オープンを告知するポスターが貼り出されていました。さっそくネット検索すると・・・
PR TIMESさんのベタ褒め記事を見たヒルメシ裁判長の私は瞬時に「肉がうまい店」判決を下し、必ず訪問することを決意したのです。
むろん、訪問するのはオープン直後ではありません。
3週間後に訪問です。
なぜか?
サラリーマン時代、業務改善や新規事業などを経験してきた私は知っているのです。新しいことを始めるときは必ずトラブルが発生し、新規出店の飲食店の場合は客が殺到&キャパオーバーとなります。
結果、オープン直後は本来の実力を発揮できない可能性が非常に高いと予想したのです。
オープン直後は課題抽出と改善対応を繰り返し、それが落ち着き始めるのが恐らく3週間後・・・
つまり、3週間後のタイミングこそがTHE BIFUTEKIの実力を測るに相応しいはずです。
で、実際に行ってきました。
で、結論から言うと
ツッコミどころ満載でした
・・・
2023年10月28日(土)11:50
今日の昼メシドラフト1位は「THE BIFTEKI」。
オープン日は長い行列となっていたが、今はどうなっているのだろう?
もし長蛇の列なら隣の松屋を外れ1位にするか・・・と最悪の事態を想定しつつ店に到着・・・
あれ?めっちゃ空いてる(;゚Д゚)
おやおやおや??
ちょっと前まで大行列だったのに・・・
時計を見ると11:50・・・、完全にお昼どきやで(;゚Д゚)
これは、もしかしてヤバい店なのか・・・
かなりの不安がありつつも「経験しなければ良いも悪いも判断できない」を屁理屈に入店・・・
入口に券売機2台(現金専用、キャッシュレス専用)が並んでいる。
ただ、券売機2台の距離が近すぎてどちらかが使用中だと隣の券売機操作は無理そうだ・・・
実際、私の前に先客がいたが隣の券売機の画面半分ほどが塞がれており待つしかなかった・・・
加えて出入口が一か所で、入り口前に謎の仕切りがあるため出入口の通路が非常に狭い。
券売機に立つ入店客と、食事を終えた退店客が必ずぶつかる動線である。
この時点で、私は思った。
え、クルク〇パー?
イカンイカン!!!
こういう点にすぐ目がいってしまうが、大切なのは味だ味。
味と券売機の距離と通りにくい出入口に関連性はないんだ!
と自身を言い聞かせました。
先客が注文を終えたため、ようやく券売機へ。
メニューを見るとビフテキ、チキテキ、チーズチキテキ、すきテキなどがあったが、当然ここはビフテキだろう。
私は「ビフテキセットM(約180g)」1,190円を選択。
セットメニューは、ライス・スープ付きだが野菜がないので「キャベツ」100円も追加しておいた。
テーブルに案内してくれたシニア?の女性店員は、不慣れ感はあるものの笑顔で丁寧な接客でとても好感が持てた。
それにしてもえらくかわいらしい店員の制服、おしゃれなロゴ、白を基調とした店内設計など、ブランディングにこだわりを感じる。
また、LINE会員を「サポーター」と呼び、サポーター向けクーポンを配信するなど、飲食コンサルでも入ってるの?と思わせる気合の入りよう。
テーブルには肉を保温するための鉄板のようなものが設置されていた。
肉の保温はとても大切。これは肉の品質への期待値が上がる!!!
そして、数分後。
ビフテキセット&キャベツを持った店員さんがこちらに歩いてきました。
恐らくあれは私が注文したやつだろう・・・
いよいよ、いよいよです。
ポスターに燦然と輝くビフテキ。
あのビフテキがいよいよ私の目の前に。
「お待たせいたしました。」
いえいえいえ、運んで頂いてありがとうございます!!
確かに待ちましたけども、それは期待の時間なのです。
店員さんは丁寧に私の前に肉を置いてくれました。
私は店員さんに一礼し、ビフテキに視線を移しま
んん??
ん?
んん??
ビフテキを見た瞬間、私は違和感を覚えました。
その違和感の正体は、すぐにわかりました。
店内のポスターを今一度確認しました。
こんな感じのはずですよね?
こういうことですよね?ビフテキ。
だと思ってたんですけど・・・
肉汁どこにいきました?
私は何度か目をこすりました。
急に老化が始まって資力が下がったのか?
しかし、どこにも肉汁が見当たりません。
肉にはガッツリ火が通っててレア感もゼロ。
食べてみるとパッサパサ・・・
ていうか・・・
ギャップありすぎませんか?
ちなみに味は、自宅で焼いた後に冷めた焼肉の味、端的に言えばマ〇イ。
ステーキとか焼肉って、家でやるとやっぱりね。
火力とか肉質とかもあってね。
お店のような味にはならない。
だから外食するんですよね。
でも正直、これなら外食しないと思いました。
それにしても、あまりにもギャップがあるけど・・・
こういう場合、もう一度やり直してもらうことは可能なのか?
とも思いましたが、私にはそんな勇気はありません。
まだオープン直後期間で調理スタッフが未熟で、配膳スタッフの商品チェックも未熟なだけで、私が貧乏くじを引いただけの可能性もあるでしょう。
そうか!別のお客さんの肉は当たりくじかもしれない!!
そう思い、チラチラと別のお客さんの肉を見ると、
あまり変わらないような・・・😓
他のお客さんも微妙なご表情でした・・・
ということで、THE BIFTEKIさんとのたたかいの結果は以下のとおりです。
【THE BIFTEKI 討伐結果】
・味:2
・ボリューム:4
・雰囲気:7
・コスパ:1
・味の再現性:未評価
初回のため、再現性評価は未評価ですが、味、コスパ面で厳しい評価にしました。しかし、私は次のBIFTEKIさんに期待しています。肉の素材は決して悪いとは思いませんし、まだオープン直後で味が安定していなかったのだと信じて・・・。
・・・
ここからは私見です。
あれから約1か月、オープン時にサポーター向けに配信されたLINE200円オフクーポン。
もともとの利用期限は10/31でしたが、その後利用期限は
10/31→11/10→11/30とどんどん延長の配信がされていきました。
直近では12/31まで使用できる10%OFFクーポンの配信がなされています。
また、私が訪問したとき、もうひとつ違和感を感じたのが店員さん。
一生懸命に接客されていますがどこかピリピリムードがあり、丁寧というよりは失敗しないように、平身低頭な態度をされていました。
オープン3週間後の土曜のランチタイムですが、店内は6割程度の埋まり具合で人員にもダブつきがあり、空席のテーブルを何度も拭き掃除するなど、仕事を探してやってるのかなぁ。。。と眺めていると
次の来店があり、店員さんが「いらっしゃいませ」と言った時バックヤードから男性の方が「いらっしゃいませ!!」と声を荒げていました。
客への歓迎というより、店員への声が小さいというメッセージに受け取ってしまったのは私の個人的解釈ですが・・・店員さんは十分丁寧で問題はないかと思います。
外食チェーンがよくやりがちなのですが
・過剰な店員への接客指導
・LINEクーポン配信による来店促進
・店頭での声出しやビラ配り
・実像と乖離したブランディング
・過剰なおしゃれ制服や店内装飾
努力するとこ、そこじゃないと思う
飲食店の場合、うまいかどうか。
価格に、見合っているかどうか。
基本はそこだと思うのです。
その基本を大切にしてこその集客だと思うのです。
基本が疎かなままでLINE会員を増やして来店促進しなければ客が来ないような店は結局、将来的に客は来ないのです。
それを考えると、無駄なことを一切せずに味、再現性、コスパに期待以上の成果を出し続ける
サイゼリヤの偉大さに改めて脱帽しています。
サイゼリヤは、LINE会員やアプリ、割引券など無駄なことは一切していません。そこに充てるコストがあるならお客様の満足度、味やコスパのために投資しろという姿勢が見えすぎて。
飲食店によって色んな戦略・戦術がありますが、サイゼリヤは飲食チェーンの中でも異質の戦略で勝ち続けてるなぁと思います・・・
サイゼリヤの素晴らしさについては、またどこかで詳細報告したいと思います。それでは!
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