これで鉛筆を失くすのが激減しました
我が家の小学生は、入学当初からほぼ毎日、鉛筆を失くしておりました。
失くしものの天才です。
一番困っているのは鉛筆を無くす本人。失くしたくて失くしているわけではないのですから。
こういう時に「失くさないで!」「忘れないで!」という言葉がけは全く意味がないもの。
本人もお手上げ状態ですからね。
だからと言って、このまま放置しておくと、彼の自尊心が傷ついていくので、なんとかしたい。
当時、使っていた筆箱は、布製でファスナーが付いているもの。その筆箱の中は、いつもぐちゃぐちゃ。何が入っているのか分かりにくいなって、ふと思いました。
そこで、彼の特性である「視覚優位」を活かしたら失くしものを防げるかもしれないと思いつきました。
つまり、彼は写真のように物事を記憶するので、記憶している写真と異なる風景があれば、すぐに気が付くという特性を活かせるはず!と思ったのです。(彼はトランプの「神経衰弱」や、2つの絵を見比べる「間違い探し」など最強です)
そして、ネットサーフィンして、とある筆箱を見つけた瞬間に「これ、いけるわ!」と思い、ついポチりました。
それが、こちらの商品。
フタが透明な筆箱です。
それだけのこと。ですが・・・
視覚優位な息子にとって、鉛筆がそろっているのか・そうでないのか、パッと見てすぐにわかるはずと思って購入。
実際に商品が届き手にしてみると、期待以上に中身がよく見えるではありませんか!
しかも、鉛筆を固定するものが付いているので、筆箱の中でぐちゃぐちゃにならないのでいい!!! その上、非常に太い鉛筆もなんとか固定できる!!!
(ちなみに息子は手先が不器用なので、太くて三角の鉛筆を使用中。こちらはLyra社のもの。天花地星で購入。微妙な力加減ができる優れもの。疲れにくい。ただ色が薄いのが難点ですが下敷きをして書けば多少濃く書けます。)
それに、筆箱の裏面にもフタが付いていて、そちらには三角定規や物差しを入れられ、しかも透明なので「有る・無い」のかが一目瞭然。
筆箱に鉛筆がなかったら気が付きやすくなった → すぐに周辺を探すようになった。
それだけのことかもしれませんが・・・
おかげさまで、鉛筆や物差しを無くすことが激減しました。
激減というより・・・これを購入してから3ヶ月経ちましたが、今のところ一本も紛失していません!
今日も鉛筆失くしてません連続記録、毎日更新中!
↑こういうのが自尊心アップに繋がるから、本人に伝えてあげるのがとっても大切。
子どもの「できる・できない」に関しては、その子の特性に合った道具に替えるだけで、できることの幅が広がることもあるんだって、息子からあらためて教えてもらいました。
追記:
購入してから5ヶ月経ちましたが、紛失していない記録更新中です!
我が子にとって生活をサポートしてくれる相棒のような筆箱です。