オオモンシロチョウ飼育
2021年7月31日 採卵
モンシロチョウは1個ずつ離れて卵を産みますが、オオモンシロチョウは塊になっています。
8月1日
8月5日
食草は庭に6月に種で蒔いたセイヨウアブラナです。6月初めに蒔いておくと、7月中旬くらいには、黄色い花を咲かせるようになりました。オオモンシロチョウの幼虫は、群れるのも相まって、少々、グロテスクです。
食草はキャベツなどでもいいと思いますが、キャベツの方が匂いがキツいので今年はアブラナにしました。ただ葉が破れるとアブラナ科独特の匂いはしますので、時間が経てばあまり変わらないかもしれません。
8月8日
庭のアブラナだと、こういう感じになります。なかなかおぞましい光景です。近年、オオモンシロチョウは減少傾向にあるらしいのですが、庭には物凄い数のオオモンシロチョウの幼虫がいます。
8月8日
早い個体は蛹になりました。
ちなみにモンシロチョウや、オオモンシロチョウの幼虫はハチ等に寄生されやすく、野外で幼虫でとれば9割以上の確率で寄生されています。育てるなら、必ず卵からです。
このケースで飼育した幼虫たちは、蛹になる前に何故か絶滅しました。
8月18日〜19日
続々と羽化しています。
あの幼虫から、この白い蝶に変化するのは、やはり自然の神秘です。まったく別の生物に形を変える【完全変態】は、本当に不思議です。
食草のセイヨウアブラナには、カメムシの仲間のナガメがつきやすいので、苦手な方は要注意です。