息をする若者と息の無いゾンビ

息をする。
胸いっぱいに、息をする。
そうすると世界がちょっとだけ綺麗になったように見える。
体と言うフィルターを通って、綺麗な息が出る。
そして、その息を吸うと、周りの空気も綺麗になる。
そんな気がする。
定期的に息をする。そうすることで内部の清潔さを保っている。それが人間と言う生き物でしょ?
生き物は定期的に肉体の細胞をリニューアルしないといけない。
ゾンビではダメなのだ。

どうでもいい話、最近のハリウッドはゾンビだと思う。
人間は生もの。そして、映画もナマモノ。
流行はすぐに終わる。なんでも鮮度が大切。
リメイク・続編まみれのハリウッドはゾンビ当然。
息をしていない。そんな気がする。
細胞がリフレッシュされていない。鮮度がゼロなのだ。
一度死んだキャラを生き返らせたり、めちゃくちゃである。
スクラップ&ビルドで一度全部壊してやり直せばいいのに。
劇場で流れるのは、相変わらずリブートリメイク。
生物として循環していない。
サークルオブライフになっていない。
不老不死のバケモン。ただそれだけ。
長く生きているだけで、新鮮な呼吸と言うのを全くしていない。
新鮮な息を吹かせてるのは配信のドラマばっか。
映画は終わっている。新人が出てこなさすぎだしね。

やっぱ、どの業界でも新陳代謝って大切だねって話。

ちゃんと息をしよう。
深く深く。

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