【登山】鶏頭山〜蛇紋岩に咲く春の花に呼ばれて〜
1865年に、マキシモさんの指示で早池峰に入山したチョウノスキー(須川長之助)さんが採取して、マキシモさんが1867年に発表した固有種の5品種のうちのひとつが、ヒメコザクラです。
(チョウノスキーとマキシモさんのお話はこちら)
(私のGPSで記録すると4割り増しで距離が長く出ます)
早池峰山塊でも、シカによる植物の食害は深刻です。端折りますが、林床がハゲポッポになれば、雨による侵食が進み、土砂崩れが起きて、岩塊崩落、白髭水(崩落による洪水)の発生。入山禁止にもなるでしょう。
我々の利便性の反面、増えてしまったシカ。シカは見かけると可愛いものですが、我々への警鐘だなと、ちょっと心痛めてます。
県でも様々な取り組みをされていますが、また機会があればご紹介したいと思います。
(ちょっと関連したnoteです↓)
ヒメコザクラは、蛇紋岩地帯に咲いていました。見過ごしてしまいそうな小さなお花です。
Raw現像でコントラスト上げてみました。
登山ブログを拝見していたらヒメコザクラの写真があり、その写真に呼ばれて出かけた今日。
ヒメコザクラだけでは無くて岩石峩々とした場所に林立する桜の艶やかさや、足元を明るくするキンバイたちとの出会いは、息を切らして登り詰めたから与えてもらった感動なんだと思いました。
100年前の飯柴先生も、そんな風に感じられたのかな。
下山してから、すぐ近くの早池峰神社さんを参拝しました。今年も宜しくお願いします☺
以下、関連記事です。