歪みを知り、アプローチするには?!
このノートでは、テーピングを行う上で、大切にしている「歪み」の概念についてご紹介します。
テーピングの中でも、「キネシオテーピング」を行う際に、重要となる考え方と認識しています。
この機会に「歪み」について再考してみてください。
□■□■□■□■□■□■□■□■
歪みとは?!
□■□■□■□■□■□■□■□■
そもそも「歪み」とはなんなのか?!
そこから考えてみましょう。
実は「歪み」には、2つの読み方があります。
・ゆがみ
・ひずみ
辞書で調べると、下記のようなことが書いてあります。
関節のアライメントの乱れなどを「ゆがんでいる」などと表現することが多いように思います。
一般的には、セラピストが使う言葉としては、
「歪み(ゆがみ)」と読むことが多いのではないでしょうか?
一方、
「ひずみ」の解説を読んでみてください。
私が皮膚を考える際、この「歪み(ひずみ)」として捉えています。
物体に外力が加わったときに生じる、伸び・縮み・捻れなどの変化の割合。ゆがみ。
□■□■□■□■□■□■□■□■
目に見える見えないは別にして、皮膚には様々な「歪み」が生じていると考えられます。
下記のスライドのように、「歪み」が進むことによって、感覚異常、機能異常、器質破壊へと進んで行きます(左図)。
この「歪み」を改善することで、気質破壊を食い止め(なかなか元の状態に戻ることは難しい)、機能を正常化することで、感覚の正常化が促されると考えられます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?