夢と腐に思うこと
こんにちは、人生の半分以上腐女子やってる基本ROM専、時々絵や小説を描くオタクです。現在、刀剣乱舞っていうアニメ・ゲーム界でかなり特殊な位置にいるものの沼の底でたのしく暮らしてます。そっ閉じ精神主義です。今回は刀剣乱舞における夢と腐、二次創作における夢と腐についてつらつら書いていこうと思います。
なんでこれを書こうと思ったかと言いますと、刀剣乱舞という二次創作を運営がおっけーする作品を好きになって、以前(前のジャンル)にもまして夢と腐の論争に遭遇する回数が増え、推しが火中に引きずり出されかけてたりしたので「この機会に考えてる書き出しながら整理したろ」と思い至りました。夢も腐も知らない、どっちかしか知らないって人も「なんとなく理解できるような...?」って内容にしたつもりです。通りすがりの誰かの考える材料になればいいな。
私の背景、考えのベースにあるもの。
主食が腐、良作の夢(とうらぶに限る)はおやつ感覚で見るタイプのそれです。推しで腐考えたりもしますが、推しと自分の関係について考えたりもします。なぜこんな混沌としたことになったのか。
スタートに起源があると思います。歳バレしますが、2次元にダイブしたのは黒子のバスケとイナイレがきっかけでした。ちょうど見ていていたら、友達から占ツクの小説を教えられ、夢女突入。小説も書いた。羞恥心で失踪したけど。占ツクって自己投影の要素がものすごく強いので私の中の「夢=自己投影」が形成されました。そうこうしているうちに、とある夢+腐小説を踏み抜きました。その小説、夢主とキャラのカプと同時に別のBLカプも存在していました。これ読んで、第一声は「いや、なにこれ」です。LGBTに対する社会の様子とか詳しくなかったのですんなり受け入れて順調に腐へずぶずふ沈み、現在に至ります。BL作品、お互いを大切に対等な立場でいちゃついてる作品が多いので楽しい。
腐女子(というか女でオタク)やってるとどうしても夢と腐という関係性について触れざるを得ない場面があります。前に住んでたジャンル内での論争とか、作品探してたら無理なタイプをうっかり踏み抜いて「んがぁぁあ!!!!」とか、女オタク同士で作品紹介し合ってたら地雷原でタップダンスされた、とかとか...。これまで何度もそういうものに遭遇してきました。その度に「触れんとこ...」とその作品から距離を取ってきました。でも、ちゃんと整理して自分の中で片を付けた方が楽しく沼で泳げると思うのでやります。知らん?お揃いですな!!!()
夢って?
私から見えてるものだけですが夢について話します。夢小説、夢漫画、夢主、オリキャラ、エトセトラ...。基本的に、既にある作品に作品に居ない人物を入れて恋愛物語などにする二次創作かなと思ってます。いいか悪いかは人によるので置いておくとして、乙女ゲー調にアレンジする二次創作とか...?10年以上前に離れたので現状は詳しくないです。が、最近読んだ記事で一口に夢と言っても色々あることを知りました。自己投影するタイプの二次創作、あくまでキャラクターとして女性を入れた二次創作(not自己投影)とか、自身と推しとの関係について考えたものとか。一言で片ずけるには色々あることを知りました。イメージですけど、明るい結末の話が多いと思います。
腐って?
こっちも私から見たもののみを話します。腐。腐女子。お腐れ、┌(┌ ^p^)┐(これ最近見なくなりましたね)とかとか。BL、薔薇ものの別称。これらを好むことを自虐として腐女子と名乗る。腐るって自虐なんです。あくまで、「自虐」なんです。自虐の心理状態って、(酷い言い方をすると)「私こんな弱点あるんで攻撃しないでくださいね。もし悪意を持ってこれを攻撃したら?よろしい全面戦争です。」なのかなと。学術的に言えば試し行動です。
一方、取り扱う内容が内容なので着火剤になるものがあればよく炎上します。というより炎上させやすいの方が正しいかもしれません。
夢や見てて気持ちよくないものとどう向き合うか。
夢って言葉には苦手意識あるし、サークル時の先輩にどぎつい夢女の人がいたとか、黒歴史時代は夢女してた(今も自分の中にいる)やら、推しの夢覗きに行ったらどの作品もことごとく解釈違いだった、とか。夢系に良縁がなかったせいで、正直作品を見ないで済むなら見ない方針です。
とはいえ、無理!!!と突っぱねても広く、膨大な量の情報が飛び交うネットの中では限界があります。ならどうするか。私なりの回答は「そっ閉じの精神」です。嫌なら見ない、関わらない。自分と周りの心の治安は自分で守る。
考えてみてください。ある日突然、隣のマンションに住んでる初めましての人が貴方の家の前に来て、急に「貴方のマンションのルールが私の生活に合わないので、隣でそのルール使わない出ください」って言われたら。は?って感じると思います。私も、は??ってなります。
ですが、「マンション」を「ジャンル」、「家の前」を「アカウント」に置き換えてみてください。「ルール」を「設定」や「楽しみ方」に置き換えたらもっとわかりやすいかも知れません。
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ある日突然隣のジャンルに住んでる初めましての人が貴方のアカウントに来て、急に「貴方のジャンルのルールが私の生活に合わないので、隣でそのルール使わないでください」って言われたら。
隣ってワードは比喩表現として、この現象Twitterやらオタク同士のいざこざでよくありますよね。知らないジャンル内、ジャンル間で炎上してるとか(知らないジャンルだと観察しやすいです)。炎上の経緯と経過を見ていると、この現象はどのジャンル内、ジャンル間炎上でもほぼ毎回必ず起こってます。
炎上しない、させないためにも、気に入らない隣のジャンルとルールに口を出さない。関わらない。言われたとしても隣のジャンル、人の問題なので関わらない。わざわざマイナスの関係を作らない。つまり、スルーやそっ閉じがいいと思います。もちろん、楽しく関係が作れそうなら関係作った方が楽しいです。
余談として。一部の人には炎上させたり炎上してるところで原因の現象に対して口を出すことでストレス発散する人もいるかと思いますが、大抵主観的な正義を信じてらして、私から言わせればかなり精神面がお疲れの様子です。なので、クリニック行くか市販の薬飲むか生活リズムの整った休日過ごすといいですよって案を出しておきます。ってことで、ご自愛くださいませ。
なんでそんな思想になったの?
一言で言えば、刀剣乱舞が「本丸ごとの個体差」「とある本丸のとある刀剣男士」って概念があったからです。ありがとうニトロプラスさんDMMさん。自分の好きに表現すればいいし、他の人の表現は本丸ごとの個体差だから自分の解釈と一致しなくて当然という前提。すっごい息がしやすい作品。アグレッシブオタク風に言い方変えれば、自分の性癖並べてもいいし、他の人の並べてる性癖はその人の性癖だから自分とは関係ないけど、それは置いといてその性癖私も好き〜〜〜!!です。
違うから文句つけて排除することにステータスと体力使うよりも、誰かとの好きや楽しいの共通項を探すのに全振りした方が楽しいが増えていいと思います。
って訳で、そっ閉じを上手く使いつつ、それぞれ楽しく好きなことしましょうっていう提案でした!!
お粗末さまでございました。楽しいは共有すればいいです。ですが、悪口とお気持ち正義は戦争しか産まないのでやめましょうね。