【4】積極的な完全新規集客の有効法は？

まず自分が得意とする施術サービスは一体何かを知り、そのサービスに当てはまるお客様が合致する事で、需要と供給が成立します。その合致作業を積極的に行う事と考えてもらえると分かり易いかも知れません。

完全新規になって下さる見込が居ない以上、積極的に合致作業を行う事は困難です。そこでイメージして頂きたい事として、あなたが1人、街に出かけて、街行く人にアンケートを実施してみます。

「どのような悩みを抱いていますか？」
「どのような自分になりたいという憧れはありますか？」
質問は、自分のサロンや、提供出来る施術に誘導出来る内容が良いでしょう。ただとにかく、これをやり続けられる気力と体力、そして何より時間があればの話です。

ただ良く考えて頂きたい。

今は、こうしてデジタルコンテンツが沢山整った時代だから、『非効率だ』『面倒だ』とか思ったり、言葉にしたくなる事もあるが、スマホが登場する迄の間は、こんな事は日常茶飯事で、私が学生の頃は、駅の改札前に立ってテッシュペーパーを配って店舗ＰＲをしていた時代が懐かしむ。

時代は異なってしまいましたが、それも立派な需要と供給の積極的な合致作業だったと言えます。それを、今の時代に置き換えれば良いと言うだけの話なので、難しく考える必要はありません。

但し、その方法を知っているか否かが重要になるので、大切なのはどのような方法が、自サロンにとって有効であるか否かを判断しながら、情報を蓄えて行く必要がある訳です。

【２】サロン認知を効果的に高める❷でも触れたＬＩＮＥを最大限活用するべきと私は考えます。その大きな理由としてには２点あります。１点目は、美容や健康を必要とするユーザー９５００万人がアクティブに稼働しているアプリであること、もう２点目は、アンケート回収機能の拡張とセグメントが可能である事です。

顧客になって頂く前に、そのお客様が何に困っているのか、そしてどのような事を期待しているのか、そのカテゴリーを調べ情報を資産化する事で、瞬発的な営業ＰＲを発信する事が、目的者に対して的確に発信する事が出来るからです。

ご承知の方も多いでしょうが、ＬＩＮＥは複数の人に一斉配信する事が出来る反面、自分には不必要な情報も届いてしまう側面もある事から、ブロックされてしまう事が多々見受けられます。

中には、登録者数も多ければ、ブロック者数も多い公式アカウントを運用しているサロンや企業も多いのではないかと推測出来ます。それらを防ぐためにも、ＬＩＮＥの機能を拡張し、届けたい情報を、届けたい人に送る事が出来るようになるので、積極的に需要と供給の合致作業を行い、完全なる新規集客の活動を行う事ができます。

ただ、これは日々毎日の習慣に落とし込み、いつでも積極的な新規顧客開拓を行う意識を養う必要があると思われます。何ごとも一日にしてならずですね。

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主宰　森川 慎也