大規模調査でグリホサートを散布する農家の増加と出生体重の低下との相関関係が判明
2025年1月21日 サイエンスで
一般的な除草剤が乳児に害を及ぼす可能性
大規模調査でグリホサートを散布する農家の増加と出生体重の低下との相関関係が判明
https://www.science.org/content/article/common-weed-killer-may-be-harming-infants
早速、出てきましたよ～🤣
この記事の中で紹介されていますが、ブラジルで行われた調査によると
グリホサートの使用が比較的増加した可能性が高い場所の下流の住民の出生結果が著しく悪化
Mateus Dias, Rudi Rocha, Rodrigo R Soares
The Review of Economic Studies, Volume 90, Issue 6, November 2023, Pages 2943–2981
ブラジル全土で大豆栽培が広がるにつれて、農薬への曝露が、これらの化学物質に間接的に曝露した幅広い人口における小児がん死亡率の増加と関連している
Marin Elisabeth Skidmore , Kaitlyn M. Sims , and Holly K. GibbsAuthor& Affiliations
Edited by Prabhu Pingali, Cornell University, Ithaca, NY; received April 13, 2023; accepted August 31, 2023
ブラジルで栽培されている大豆は「遺伝子組み換え大豆」主にグリホサート系農薬耐性です。
だからね。いくらグローバル資本が「毒じゃない」と言ったところで、毒は毒なんです。そして、その毒性を私たちが人体実験しているだけなんです。
そんな感じで「危険だ」と言われていたのに、そのレポートが表に出てこなかったグリホサート。
日本でも市販食品、給食パンから検出されています⬇️
米国やブラジルの農村部では「高濃度」でしょうから、ココでご紹介したようなことは起きないかもしれませんが……
グリホサートは腸内善玉菌を殺す
というのは、モンサントの人たちも認めていますよ。
遺伝子組み換え作物を推進する「バイテク情報普及会」のサイトより
遺伝子組み換え（GMO）トウモロコシやダイズは、グリホサートが散布されると、どのように代謝あるいは処理するのでしょうか？
という質問に対し、モンサントのエライ人がこんな回答をしています⬇️
この、グリホサートが作れなくする酵素（EPSPS）は「シキミ酸経路」で作られています。これ、腸内の善玉菌も使っている経路。だから、グリホサートが腸まで届くと、草が枯れるように善玉菌が死ぬんです。
その事は、国会でも質問されていて⬇️
グリホサートはシキミ酸経路を抑制することで除草作用を示す。一方でヒトはシキミ酸経路を利用しないので安全性が高いと言われている。しかし、シキミ酸経路は細菌類にもある。ヒトの腸内細菌のうち、ボツリヌス菌やサルモネラ菌などの悪玉菌は耐性で生存するが、乳酸菌など善玉菌の多くで減少が報告されている。グリホサートによって腸内細菌の分布が変化し、健康に影響が出る可能性がある。グリホサートおよびグリホサート製剤は安全性試験において腸内細菌への影響を確認しているのか。確認していない場合は、なぜ確認する必要はないと考えているか。
と、宮川 伸さんが質問しています。
それに対し、安倍晋三さんが
また、御指摘の「腸内細菌への影響」については、ガイドラインにおいても毒性試験における検査項目とはされておらず、農薬の登録に当たってもその検査の実施を求めていないものである。
つまり、国は善玉菌に対するグリホサートの影響を
調べていないんです😱
そりゃそうですよね～。グローバル資本に天下り先を提供してもらっている官僚がそいつらに盾突く回答を作れるわけがないし、企業献金もらっている政治家がそいつらを敵に回す文章読めるわけがないんです。
ちなみに、国会も地方議会も、事前に質問を提出して、官僚が回答を作成。それを、議会で議員が読み上げているだけですからね。
こんな感じで、日本にも浸透しているラウンドアップ、グリホサート系農薬。これから闇がドンドン明かされていくと思います。その時、自分がどんなものを食べていたのか…… 受け止める準備をしておきましょうね👍
いいなと思ったら応援しよう！
