ソーシャルメディアの中毒性について解説

ドーパミンは、快感や報酬に関与する神経経路で放出されます。

例えば、美味しい食べ物を食べたり、楽しい体験をすると、脳内でドーパミンが増加し、快感を感じることができます。

依存症に関連する主要な化学物質であり、満足感を得られる体験（食べ物、衣服、住居、性的パートナーなど）をしたときに、脳内の特定の神経経路から分泌されます。

これは、生存と生殖の可能性を高めるために脳が快感を感じるよう設計されているからです。

しかし、現代社会は進化の基準からすると比較にならないほど豊かであり、その結果として私たちはドーパミンを介した依存症に陥りやすくなっています。

本来ドーパミンはどこまで頻繁にドバドバ出すものではなかったのです。

今日の中毒性物質として、インターネットやソーシャルメディアがかなり重度のフックを持っているということがわかっています。

人生を豊かに生きるためには適切にドーパミンを調整し、豊かさの実感を味わう余力を持っておくことが必要不可欠です。

この大切な脳の機能をメディアコントロールに委ねるのをやめましょう。

このソーシャルメディアからの脱却については後半でお伝えします。

実際にFacebookの開発者もこれらの報酬系のドーパミン刺激を理解したシステム設計にしていますし、あの有名なAppleの共同創業者であるスティーブジョブズは自身のこどもたちにipadの使用時間制限を設けていたほど。

この事実をしっかりと受け止めましょう。