掃除の車
バーゼルがどんどん好きになると書いたばかりだが、個人的に「これはちょっと。。」と思うことがひとつある。
それがこいつ。街中を掃除して回るクリーニングカー。
バーゼルに限らずスイス人は、自国の町が清潔なことに誇りを持っている(らしい)。たしかに他のヨーロッパ諸国で見るような、タバコの吸殻や飲み物の容器が落ちてることもないし、ガムを踏んじゃって「あちゃー」みたいなこともない。それも、このお掃除カーのおかげなのだとか。
しかし、である。
このお掃除車、結構な頻度ですごい音を立てて通り過ぎていく。
スイスは洗濯機の記事でもあげたように、騒音問題には厳しく取り組んでおり基本的に夜の10時から朝の7時までは静かに過ごさなければならない。洗濯機すら回してはいけない。ところが、逆に7時になるとこのお掃除カーが街中をブンブン合わせて走るのだ。土曜の朝も寝坊できたもんじゃない。
課外学習中のガイドツアーも、何回このお掃除カーのせいで聞こえなかった説明があっただろう。スイス人に「街はきれいになるけど、音は気にならないの?」と聞いても誰しも「気にならない」という。時間が経てば慣れるのかなあ。