ちょっとそこまで冒険へ
今日はたまたま一日空いたので、街を一人で散策してみた。
こんな日は、頑張ってドイツ語でも使ってみようじゃないか。そう思い、初めて一人でカフェに入ってみた。
訪れたのは、バーゼルの中心地にあるxoxo café。レビューもいいし、おしゃれそう。
Schorle パッションフルーツ みたいなのが書いてあったので、それを頼むことに。確か、Schorle は炭酸飲料で、薄めのソーダみたいなやつで美味しかったはず。
カウンターで頼んでみるものの、Schorle が発音が悪く伝わらなかったので、「パッションフルーツ」で乗り切る。なんとなく伝わる。ジェスチャーで「席まで持っていくから待ってて」みたいなことを言われた気がするので、席に着く。
5分ほど待つと、なんということでしょう。スチームされたホットミルクに、爪楊枝に刺さったチョコ、白いお菓子みたいなのが来たではないか!
これはどう考えても炭酸飲料ではない。そしてパッションフルーツのかけらもない。
このチョコをミルクに入れて、溶かして飲んでねとのこと。頑張ってコミュニケーションを取ろうとしてるのはお互い様なので、ダンケ(=サンキュー)と言ってクソ暑い中ホットミルクにチョコを溶かして飲む。
さすがチョコレートの国スイス、このホットチョコレートがめちゃくちゃ美味しかった。甘すぎず、ミルクも濃厚で、溶かしながら飲むというエンターテイメント性もある。
ちょっと勇気を出して冒険してみると、思いがけない良い出会いがあるなあ。お姉さんも愛想良く付き合ってくれて、とても良い気分になったのでした。ダンケ、また来るよ、ホットチョコレートを飲みに。(ホットチョコレートを頼んでも別のものが来そうだけど)